移動運用では、いつも同軸ケーブルを使った自作トラップコイルのDPを使用している。今年の台風15号で自宅のアンテナ類が壊滅した事に伴い、ローバンドは7MHz含めて外したので、現在はこの移動用のトラップDPを上げて、先日の「オール九州コンテスト」に参加した。
移動用なので当然耐電力は低く、とても自宅のハイパワーでは運用できない。
そこで、1.9/3.5MHz用を新たに作り直すことにした。最初は5CFVケーブルを使って作ってみたが、とにかく大きいし重たい。太いロープで引けば良いのだろうが、全体的に重くなるばかり。
そこで、贅沢にもテフロン同軸を使って作ってみた。ちょうど手元にRG316が5m程残っていたので、それを利用。 5CFVで作った物との比較がこれ。
下の白いのがRG316で作ったトラップコイル。大きさは半分以下で、重さは1/4程度? いや1/10かもしれない。 巻き方が疎らになってるのは、共振周波数を調整するためです。
定休日の今日、午前中は台風で壊れた洗濯物干し場のトタン屋根を修理して、午後からIV線つないで・・・・。と思ったら、雨で作業ができません。3時半くらいになって、小降りになったので、作業を開始した。
通常の3.5MHzの長さのエレメントでは、トラップを繋ぐことで長めになってしまうので、40cmくらい短めに作った。(が、結局これでも長すぎたようで、3.4MHz付近でSWR最小)
1.9MHz用の追加エレメントの長さが見当が付かなかったが、適当に9m程度にしてみた。これがなんとドンピシャで驚いた。もっとも3.5MHzのエレメントを後日短くしないといけないので、たぶん1.9MHzも再調整が必要になるでしょう。
今夜は時間切れで、ハイパワーでの試験が出来ませんでした。勿論100Wでは何も問題ありませんでした。後日。

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