2012年4月1日(日) C浜、晴れ、西南西〜西 〜15m、波胸、時々頭、13℃
土曜日の関東は爆風だった

富津突端で乗った?と言うよりも行った

なんせ一往復で終わりでした。突端から先っぽに出れば結構安定していたのだが、オーバーでダウンを引くために一旦戻る。その間に風が上がったのか、めちゃくちゃガスティーでウォーターも間々ならず。遠州のアウトでババ吹きでも何とかなるのに、このドッカンガスティーには翻弄された。でも久々、スピードキングN島さんにも会えたしね

T所さんは某所で乗れたそうだ!クローズと聞いていたがさすがっす。3.3だったらしい。
ウルフ師匠は相変わらずの修行だが、さすが悟りを開いたのか!突端でガッツリ1時間一人で乗っていた。アッパレ! 風おやじさんはリハビリのはずだが、ちとハード過ぎたコンディション、リハビリにはならなかったようだ。次回こそリハビリライドしましょう

帰りはアクアが通行止めで館山道渋滞。急ぐ必要も無く検見川経由、下道で帰宅。




さて、日曜日。関東も吹く予報はあるが、より確実と思われる遠州へGO!
なんせ昨日は一往復していなかったんで。
今日も快晴、帰りが怖い

行楽日和だ。
まずは愛鷹で腹ごしらえ
今日は小鉢を一つ付けた。+100円
ココからは駿河湾が見渡せる。既に白波バンバン。関東も西よりが吹くのかな?と言う感じ。
これ?
釈迦が眠るのは、駿河湾?伊豆の山? オレも教養ねえなあ、全く分かりません。後でググります。

*適当なサイトが無かったが、ココが一番分かりやすいかな? お遍路さんか。そのうちウィンド担いで全国回ってみるか

宮崎に行きたいな! Goodwaveさんは元気かな。確か同い歳だった。
次の目的地はもちろん!
桜もポツリポツリ咲いてます。
由比を通過する時にはいつもうねりの具合を見る。ココにうねりが入っている時の御前崎・遠州は頭くらいの波が立つ。
ウネリ・有ります
心配と気合が入り混じる複雑な心境。しばらくしてTA5さんのサイトを見ると、レポでは腰ハラだったので、少し安心する。
最終の立ち寄りはココ
イチゴ亜紀姫(こっちの漢字のほうがイイんでない

)、ネーブル、甘夏調達。
もしかすると今シーズン最後かもしれないと思い奮発。残念ながらいつものおばちゃんには挨拶できず。顔なじみのおっちゃんとおばちゃんにもしかするとしばらく来れないかもね、と挨拶しました。ウィンドのシーズンは・・・・・と少し説明をしたが、
余り分かってないようでした
今日はBに行くほどでは無いだろうとC浜決めうち。10時過ぎに到着したが、誰もいませんでした〜
到着時のC
波は腰・胸。まだ風は弱めなのでセットが綺麗に入ってくる。
KinoさんもCに来てくれるとの事だったので、まずはボード2枚体制にすべくセット開始
ボードをセットしているとポツリ・ポツリとウィンドサーハー到着。今日のC総勢15名?位だったかな。そしてついにフェイスブックのお友達 飛来さんに会えました

いつも行き違い、もしくはお互い気が付かなくて挨拶が出来ませんでした。やっとです。
ウィンドサーハーは皆さんそうですが、気さくな方でCにはよく来るそうです。
今後ともよろしく〜 真っ先に出艇してました!
今日の風
13時過ぎに西に振れた時に少し落ちてしまった感じ。インサイドがヒヨヒヨできつかった。
オレも追いかけるように92L+4.5で出動。
この頃の風は西南西でややオンショア。その代わりインサイドにガッツリ風が入り、ゲッティングは楽勝〜

ボードを大きめにしたのが功を奏したのか、風はほぼジャスト。フロントも行ってみる。なんだか頭くらいあるんで無い??なんて波もたまに遭遇。イイ感じで割れてきてパワーは十分。このパワー後で存分に頂いた
今日はKinoさんと乗る事ができた。
と言ってもKinoさんのラインは下側のえぐい所。オレは上よりの比較的安全そうなところ?でライディング。
思わず
” ウォーーー!” と発したやつがこれ。
Kinoさん その1
見てて怖いくらいでした。
そしてKinoさん その2



風が強くてブレてます。m(__)m
さてオレ、今日は気合入れてもらいましたので、アウトのジャイブの成功率も心持ち高かったか?

爆風の時にワンハンドに成っても、なんとかチンせずジャイブ出来た。
多分初めて
海面はグチャグチャで波が無いと思うと、いきなり頭くらいが育ったりと、”波が早い?”って言うの?? 波を選ぶのが結構難しかった。今日はトップターン時に広げたセイル手を戻すタイミングを考えながら乗ってみた。でも考えるとタイミングが遅くなる。早すぎても駄目だし、遅いと
” 置き去りップーーー " ってな感じ。
続く

お題にした“新しい感覚”についてだが、どちらかと言うと“新しい怖さ?学習?”,かな。
日曜日のCは前半クロスオン、始めは腰胸でダンパーはそれほどきつくない感じだったのだが、時々現れるまさにオバケ

はなかなかのサイズ。アウトに引いていく時に超えて行くうねりは次から次へと押し寄せる。この波がインサイドで割れてるとデカイかな

と思いながら乗っていた。
ゲッティングしてしばらくすると、インサイドに余り風が入っていない感じを受けた。やむなくミドル〜アウト寄りで乗った。オレの中ではジェットコースター気味のアップスンダウンが何とかこけずに出来て、
えろう興奮した自分がいた。ボトムターンから進行方向をのぞくと、セイルが曇ってオレの前が良く見えない。先を見るためにも強烈なフォアレイキは必要に感じた。ボトムターンに入る前に進行方向を確認はしているつもりだが、常に前を確認するのは大事だよね。もし万が一誰かいると超危ないし、微妙な波の育ち方もはっきり見れるか、見れないかで随分その後のアクションに影響すると思う。
曇り気味のセイルを操りながら

、波乗りを繰り返す。割れるギリギリ手前でプルアウトするように試みたが、時々行きすぎて
おおお〜と言うような割れた波を沖側から見下ろす事が何度かあった。こんなんに巻かれたら豚でもねえよ、って言う凄さだった。巻き巻きをギリのところで見るのは結構迫力がある。もち吸い込まれないようにね。
とは言え、当然ながらボトムターンではコケルわけで、その時が来た

オレはミドルの割れていないところでボトムターンに行った、つもりだったのだが、そうでは無かった。波のフェースが荒れていてボトムに行く前に、つんのめる。ボトムに降りる前にチン。さてウォーター態勢をとろうとアウトを見ると、
怒ひゃーーーサイズの波が〜
海面からちょこんと出た所から見るとやけにデカイ。頭サイズ以上に見えた。割れないところ?という油断が次の動作を遅らせてしまった。Vの字型の
>いちばーーーんパワーの有りそうなところが、真っ直ぐオレを襲う。マストトップを片手でつかむのが精一杯だった。
そこに
どかーーーんと来た。思いっきり巻かれた。一瞬で道具は離してしまった。身一つで巻かれまくる。巻かれる。
グルジイ〜
目をつぶっていたと思うが? 明るくなった感じで浮き上がったように思った瞬間、もう一度真っ暗な闇に引きこまれた。
息苦しいっす。
小谷実可子は静止状態で4分潜ってられるらしいが、シンクロ中はせいぜい30秒位らしい? オレ? 20秒が限界か・・・ なるべくパニックを起こさないよう、とにかく我慢した。多分20秒かそこらで海面に浮かび上がる事はできた。そこに次のまたまたでかいやつも来てまーす。
道具は岸寄りに10m以上は離れてしまった。まだ岸から200mくらいのところ足なんか全然付かない。ライジャケつけてねえし。こう言う時に付けとくべきだったか。あとの祭り。最近歳のせいか疲れているわけでもないのに息が切れる。やべえなあと思いながら、デカ波に巻かれながら道具の方に泳いで行きました。溺れない程度にゆっくり泳ぎ、波が落っこちてくる前に思いっきり息を吸ってね。笑っちゃうけど、このタイミングは重要ね。水飲んだらやばいし。5回くらい巻かれながら、泳いでやっと道具に近づきマストの先っぽをつかむ事が出来た。ほっ!でもまだまだ巻き巻きエリア、早く脱出しなくては。さすがに心はボッキリ折れ、一旦ビーチに向かった。ここでアウトに行くくらいの根性が有ればいいのだが、無理っす。一旦戻り息を整えた。
震えるほどではないが、怖い思いをした。
ふう〜
このままではトラウマになりかねない。考える前に再出艇。波はさらに成長する事もあり、インサイドに戻ってくる事がだんだん怖くなった。13時過ぎ?インサイドがヒヨヒヨに成ってしてしまい、こんな状態でインサイドに入ってしまうとタコ巻き確実と言うような時間帯が有った。海側から見るブレイクは結構な迫力。ジャイブを繰り返し帰艇のタイミングを計るが、なかなかガッツリ風が吹かなく、戻るのが怖い。まさに初めての感覚。新たな感覚だった。このままもっとヒヨヒヨになってしまったらどうしよう

どうやってあの巻き巻き地獄を避ければいいのか? しばし吹きあがりをアウトで待った。
まるで混雑で着陸できない飛行機のパイロット気分

少しアウトに引けば風はジャストだったので、波乗りからのプルアウトを練習。よく見るが、ボトムターンと見せかけて途中でジャイブに持っていく。いろいろなシチュエーションで使えそう。
でも後ろ足抜けません。ったーーく。
しばらくこんな事を繰り返していたら、風が戻ってきました。戻ると決断、一気にインサイドにカッ豚で行き、小さめを狙って波乗り、インサイドギリギリで掘れた腰波に弾かれ最高の気分で帰艇できました。
少し大袈裟に書いてしまったかもしれないけど
普段は優しいマウイ島カナハでマストサイズのうねりが入った時に、ビギナーが偶然セットの合間にアウトに出てしまい、戻ってくる時にえらい事になった。と聞いた事がある。もう少しデカ波だったら間違いなく同じシチュエーションだったかも。ビッグウェイバーにはどうと言う事は無いかもしれないが、オレにとっては十分サイズ。ひよひよデカ波要注意ですな。
この後さらに風は上がってきて、84Lにチェンジ真サイドで夕方まで楽しめました。
朝方は横になっていた等圧線が15時には見事に立ってますね。気象庁予想たいしたものです。
帰りは大渋滞。だったけど、今日1日の興奮は冷め遣らず、渋滞に嵌るとiPhoneで皆さんの土日のレポをチェック、時間潰しはタップリ。
Kinoさん、飛来さん、顔なじみの皆さん
波はちょっと汚い感じでしたが、冷や汗もんのオバケに出会うことも出来、興奮の1日お疲れ様でした〜