飯田橋の「
ポエトリー・イン・ザ・キッチン」(
地図)には、どういうわけか去年の今頃から結構足を運ぶ機会が多い(それも互いに全然無関係なところの集まりで)のだが、先週も11日(火)の夜に行われた、
田沢竜次さんの新刊『
おやじのおやつ』の出版記念会に参加。
んで、そこに集まったのが何故か我が「共謀罪に反対する表現者たちの会」を中心とする面々なのであった(笑)。
締めはますます芸風に磨きの掛かった
この方による「オシガミ音頭」「オシガミブルース」「オシガミレクイエム」の豪華三本立てで、21時過ぎには閉会。のはずが、その場に残った数人の面々のみで、1961年に日本テレビで放送された『
恐怖のミイラ』全14話中の1〜4話の上映会へと何故かなだれこむ。エジプトから日本に運ばれてきたミイラが、科学の力によって数千年の眠りから復活。ところが復活した途端に科学者をブチ殺して逃走。深夜の大都会を徘徊しながら道行く人々を次々に殺害し、市民を恐怖のどん底に叩き込む――というホラー作品(らしい。4話までしか観なかったから。でもここまでで大体わかったけど)。
(こちらに映像も出ています↓)
「僕がライターになるきっかけになった番組なんだよ」と田沢さんは力説した。『恐怖のミイラ』から『おやじのおやつ』にいたる道筋が今一つよくわからないが(笑)、まあでもなかなか楽しめたし、この数年何かとお世話になってる田沢さんの「意外な一面」を覗けたようでもあり、なかなか面白い記念会でした。ともあれご出版、本当におめでとうございます!
(「
岩本太郎ブログ」と同時掲載)

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