昨日、9月22日、「共謀罪反対表現者の会」のジャーナリストの三宅勝久さんが、消費者金融大手武富士の名誉毀損訴訟裁判で勝訴いたしました。
この場を借りておめでとうです。
◆毎日新聞
<武富士>批判記事への提訴は不当、240万円賠償命令
◆朝日新聞
武富士に賠償命令 週刊金曜日記事巡る提訴で 東京地裁
◆読売新聞
武富士の提訴は不当、「週刊金曜日」への賠償命じる
◆時事通信
武富士に240万円賠償命令=雑誌社提訴は「言論抑制」―東京地裁
◆赤旗
武富士の名誉毀損訴訟 言論抑圧目的で違法 東京地裁判決
「訴訟テロとの戦い」勝利
◆東京新聞
週刊金曜日が反撃 武富士またも敗訴
消費者金融批判を後押し
大手メディアには接待で、フリージャーナリストや中小メディアに対しては、記事にナンクセをつけ、莫大な金額の名誉毀損訴訟を起こし、批判記事をかけないよう言論封じ込めをしてきた武富士。
このたびの訴訟は、三宅氏が、武富士の悪質な取り立てについて書いた週刊金曜日の記事に対し、武富士側が、「記事はデッチアゲ」として高額の名誉毀損訴訟を起こした2003年の裁判(記事は事実であり、武富士敗訴)に対して、「事実であると知りながら、高額の名誉毀損訴訟をおこすことは、ジャーナリストへのイヤガラセであると共に、表現・言論の自由への明らかな侵害」としておこした“逆名誉毀損裁判”でした。
勝訴(厳密には一部勝訴)は当たり前といえば当たり前なのですが、当たり前のことがなかなか通らないのであり、苦戦された三宅さん&支援者たち、本当におめでとうございました。

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