こんばんは、独り
ミステリーハンターのオレです。
今夜のミステリーは、九州は福岡県福岡市にある
福岡城です。
現地ガイドのエンリケさんと先々週に"3連休どうするよぉ?"ってチャットしてたときに、"オレが福岡行くかぁ"となったので、急遽飛行機のチケットを取って先週末行ってきました。
久々の飛行機でドキドキのフライトでしたね。
行きも帰りも検査ゲートでピンポ〜ンなるんすよ、どうも股間の辺りでなるんですけど、ベルトのバックルなのか睾丸に溜め過ぎなのか原因はハッキリしませんでしたが、無事に飛行機に乗せてもらうことができました。
ちなみに、行きの飛行機で窓側の席が取れたのに、前のお客さんがひとつずつ席がずれていてオレの席が塞がってしまい、結局真ん中の席になってしまいました…。
しっかりせーよ、スカイマーク!
球場の命名権取る前にメインの業務をしっかりせいや!
まぁ、
スチュワーデスさんに謝られたらしょうがないよね。
その場は大人しくしておきました。
合コンでもしてくれたら、この怒りも収まるはずなので、すぐに連絡下さい。
-- 閑話休題 --
つーわけで、福岡城なんですけど、天守閣もなく、残っていたのは立派な石垣のみでしたね。
ま、まぁ日本の城は石垣が本体みたいなものだし、それはそれで満足しております。
築城は秀吉配下の武将であった黒田如水、長政親子です。
現地ガイドのエンリケさんによると、黒田家は元々は備前の国(岡山県)の大名でしたが、関が原の合戦後、その能力を恐れた徳川家康によって九州の筑前(福岡県)へ移封されたそうです。
黒田如水は豊臣秀吉の九州平定後に
豊前中津(大分県)の大名に命じられ、関が原の合戦後より息子の黒田長政が筑前博多に移ることになりました。
時代は戦国時代の末期で、戦乱の世も終わり、戦争向けの
名島城では治世がしづらいということで、内政のしやすい現在の地へ城を築いたみたいです。
AoEでも崖地だと戦争をしやすいけど、畑が張りづらいというデメリットありますけど、同じです。
そのとき黒田家出世の地である「福岡」の地名を付けたみたいで、ここに九州に福岡という地名が付いたわけですね。
つまり、福岡城は元々からして内政を目的とするたの城として築城されたということになります。
そして、その下で福岡は現在まで連綿と発展してきているわけです。
日本海からの風が吹きさらす福岡城は展望がよく福岡の街並を一望することができます。
この他にも城内には、鴻臚館という平安時代の遺跡なんかもありました。
唐との外交で使われた建物みたいです。
ちなみにこれ↓は、籌木(ちゅうぎ)というもので、お尻のウンコを削ぐためのものです。
トイレらしきところから出たということは、使用済みってこと!
すでにウンコの化石が付いてるってことね。
悠久の平安王朝、その時代のエリートたちのウンコがね!
----------------------------------------------------------------
その後は、
福岡市博物館へ行ってきました。
ここへは
「漢委奴国王」の金印を見にいきました。
後漢の
光武帝より卑弥呼へ送られたというもので、
魏志倭人伝にも書かれているエピソードのあるやつです。
魏志倭人伝というから、オレはてっきり魏の曹氏より贈られたものかとおもってましたけど、後漢の建国者の光武帝だったんだね。
#次の王朝が先の王朝の話を書くことが通例なのを忘れてました。
この福岡市博物館は、福岡や北九州の歴史についての展示があるのですが、さすがは古代より大陸との玄関の役割を担ってきた土地柄で、有史以前からの物品が多く、かなり熱いものを感じました。
あと、これはパッとみたとき「え、本物!?」と思わず漏らしてしまったのですが、
母里太兵衛の「日本号」がありました!
福島正則と酒を飲み比べ、褒美として与えられた名槍です。
酔っ払った勢いで貰ったものですけどね。
結婚式の披露宴なんかで親戚のおじさんとかがやる黒田節のやつだって思った。
かなり装飾がされていて、これを常に陣中で携帯していたというから驚きです。
関が原の合戦にも持っていったらしいですが、まぁ、こんな綺麗な槍は実戦では使ってなかったでしょう。
折れたら泣いちゃうよ。
福岡の最後は、トンコツラーメンで締めて、明太子を買って、戻ってきたわけです。
実質的には3連休の真ん中の日しか行動できませんでしたが、きまぐれに思いついた割りには、新しいふしぎ発見があった旅でした。
オレが福岡へ行く前に、エンリケさんがパチンコで大勝したのがタイミング良く。
かなりゴチになったりしました。
偶然にも座ったパチンコ台が良かった!
ちなみに、中洲や天神などの「夜の福岡」へは出ませんでした。
だって、南国だと思って浮かれていったのに、東京並にサミー・デイヴィスJr.だっつーの!
てなことで、今夜のミステリーはここまで。
また来週お会いしましょう。
"ふしぎ発見!"ヾ(’ー^)

0