前から気になっていたことがありました。
イエローキャブを筆頭に多くの巨乳アイドルが世に出てきます。
アダルトサイトを閲覧していても洋の東西を問わず、巨乳ちゃんのヌード写真が溢れています。
しかし、どうも私にはピンとキてなかったのです。
巨乳をみても萌えるものと萌えないものがあるのです。
むしろ微乳なものでも、これは!と思うものもあり、
”巨乳=素晴らしい、重要である、エロい”
とかならずしも言えないのではないかと思っていました。
むしろ自分は微乳派なのでは?と思ってもいました。
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そんなある日、某KJ氏とチャットをしているときに、
氏曰く、
”乳首の位置が下がっているのは萎える”
”乳の大きさよりも、乳首の位置が重要”
とおっしゃっているので、どういうことかと問いただしてみると、
”乳首と鎖骨が正三角形なのが最も美しい”
とおっしゃるではないですか。
さて、私は某KJ氏よりこのお言葉を賜った翌日に、女性の友人と会う機会がありましたので、思い切って氏のお言葉について話題をふってみました。
すると、ブラなどで強制する場合のようですが、解説をしていただくことができました。
要約すると
左右の鎖骨がつながっている首の下の位置(胸骨の上部、仮に点Aとして)と
両乳首(仮に点B。C)が正三角形の形をしていて、その距離が片手の人差し指と親指を広げた距離(仮に距離Lとして)で繋がっているのが美しいと言われているらしいです。
A、B、Cが各々、正三角形の頂点となり、各辺の距離が片手の親指と人差し指を広げた距離Lであるということです。
例えば、AとB、Cのどちらかの距離がLより大きければ、乳首の位置が下すぎるということらしく、BとCの距離がLより大きければ左右の乳首が離れすぎているのです。
ここで、私はピンと来ました。
先に述べましたとおり、必ずしも巨乳だからエロいと感じるわけではないのは、この鎖骨と乳首の黄金比が崩れていることが原因ではないでしょうか?
我々は、「女性の乳」を評価する際に、何かにつけて”何カップか?”とカップ数ばかりにフォーカスしてしまいます。
これは、バストトップの胸囲とアンダーの胸囲の差を表す目安です。
巨乳か微乳かという判断に用いられるのは確かに理にかなっていますが、はたしてそれが良い乳かどうかという判断とは違ったものなのです。つまり、カップ数などというものは、我々、男性の感性へ訴えかけるような乳の良し悪しを決める絶対基準ではないと気付いたのです。
例えば、美味い料理を作るのに、醤油を小さじ1杯、塩を一つまみというレシピを用いたとして、はたして醤油が小さじ0杯ならば不味くて、0.5杯ならば
そこそこ美味いと言うでしょうか?
美味いと感じる味には、醤油もあれば、塩もあるし、もっと言うとグルタミン酸だって、糖質だって、脂質だってあるではないですか。
それと同じで、乳の良し悪しだって、カップ数という一尺度のみで評価するわけにはいかないと思いました。そして、むしろ上記の鎖骨と乳首の黄金比こそが最も重要な尺度ではないかという仮説に至りました。
極めて黄金比に近ければエロく感じ、そうでなければ興味を示さないのであり、私自身は巨乳派でも微乳派でもないという結論です。
マスメディアは執拗に巨乳を持て囃し、まるで天然記念物かのように扱いますが、そのような妄信的な巨乳信仰に対してのアンチテーゼを提唱できるかと思い、この文をしたためた次第です。
p.s.
私の記憶が確かならば、すでに世に広まっている”微乳”という言葉を作ったのは、漫画家の杉作J太郎氏だったかと思います。杉作氏の偉業をたたえるべく、ここに追記しておきます。

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