今日も八卦掌 活気術を習ってきました。
今日は立ち関節からの投げ技でした。
八卦掌は、関節や投げ技を多用し、相手を傷付けない平和的な拳術だと言われますが、関節決められながら投げられたら、筋を伸ばしたり骨折したりさせられて、一生を棒に振るような障害をもってしまうのではと思ってたりしてます。
帰ってきて夢庵で飯くいつつ拳譜を書いてたのですが、隣の席にいた自動車工らしき方々が面白い話をしてました。
コウモリは、羽根があるので鳥たちには鳥の仲間だと言い、しかしながら毛が生えているので獣たちには獣の仲間だと言っていました。
しかし、八方美人が仇をなして、いずれの仲間からも嫌われてしまい、暗い洞窟に追いやられて、闇の中でしか生きることを許されなくなったということです。
これは八方美人に対しての戒めなのですが、オレが思うに、コウモリたちは闇の中で生きていく中で、孤独を恐れない強い存在になっていったのではないでしょうか。
なんらかの価値観を共有し仲間意識をもつことも大切かもしれません。
しかし、自分の属するコミュニティの中でしか自分のアイデンティティを確立することができないとしたら、コミュニティが崩壊した時点でその価値観は意味をなさなくなるというリスクを負います。
それは、本当に脆い価値観です。
そんなあてにならない価値観にとらわれるよりも、孤独を恐れずに、自分は自分だと思えば良いのではないかな。

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