日付が変わって、
例の日ですか!
ところで、この前東京へ練習行ったときに相撲をやったのさ。
先生がやってみろって言ったからやってみたんだけど、そのときにちょっと”
攻め疲れ”というのを感じた。
キックボクシングや散打の練習をしていたときも同じことを思ったんだよね。
実戦ならば"一戟必殺"を試みて、一発の攻撃に全身全霊を賭けるのはアリだと思う。
ただ、キックボクシングや散打みたいな競技的な勝負となると、ちょっとやそっとじゃ倒せなくなる。
ひとつはルールで
急所を攻められないということ。
ひとつはグローブやフェイスガードなどの防具で、殴る衝撃が弱まったり、狭い間隙を突くことが難しくなっているということ。
ひとつは同じような体格や技量の相手とやるため実力差が少ないということ。
もひとつはK.O.を取らなくてもポイントを重ねることで試合に勝つことが出来るということ。ムリにK.O.されるリスクを冒しに行くこともないし。
てな理由が"一戟必殺"というシーンを無くしている考えられるかな。
んで、そうなってくると、例えば1R3分なんかあって、3分×3Rとかやるなら、1試合に9分も持ち時間がある。
9分間も攻防を繰り返していると、スタミナ勝負にもなってくるし、攻めのレパートリーも無くなってきちゃうのではと思った。
ま、実際、相撲を取っていたときに、オレは体格がでかいから非常に楽に勝てるわけ。
でも、何本か続けてやっているとスタミナが尽きてバテてくるし、攻め方のパターンもそんなになくなってきて一度やった方法を繰り返し使ってしまったの。
この二つの問題、スタミナと攻めレパートリーの無さが、どういった結果になるか考えてみよう。
スタミナ切れは、もうまず動けなくなる。
そして、"思考力が落ちる"。
攻めレパートリーが尽きるのは、同じパターンを繰り返したり、単調な攻めになったり、最悪なのは攻めが読まれやすくなってくる。
実際に、そういった場面はよくよくあることだろう。
最初の頃は試合相手もスタミナも勢いもあるから必死になってくる。
その攻防は伯仲しているだろう。
そのうちお互いにスタミナと攻めパターンが尽きてくる。
いわゆるグダグダな時間帯だ。
一応、得意な技というか
フィニッシュブローがあるとしても、それを出すまでの試合構成や戦略に空白の時間帯が出来てしまう。
そういった問題は認識できた!
んで、そういった場合はどうするのか?が今考えているところです。
ジャブやローキックは、リスクの少ない割りには効果が大きい攻め技で有効かなと思うが、動きが単調なため、しばらく続けると防御されやすくなるだろう。
そういった意味では、
せめて1,2,3くらいの三拍子で強いパンチやキックを繰り出せる、フィニッシュブローという渾身の力を必要とする技まで行かなくても、そこそこ相手を圧倒できるような攻めコンビネーションが必要なのかな。
例としては、『ローキック、ストレート、フック』と組み合わせるとか、『ジャブ、ボディーアッパー、ストレート』とか。
自分が得意とする技で良いから、”試合の間を埋める”のと”ゲームの主導権を譲らない”という程度のコンビネーションパターンをもっている必要があるかな。
例えばサッカーだと、疲れてきた場合、サイドやボランチからのロングフィードを多用して、カウンター気味に相手スペースへFWを走らせたりするけど、そんな感じ。
疲れたときこそ、グダグダの時間こそ、本来ならば頭を使うべきだけど、9分とかそれ以上の時間があるならば、
集中力が低くなる時間帯はどうしても出てくる。
そのときにどうするか?は、何かしら間を埋めるネタ(技)をもっておく必要があるのかなと思う。
まだ、はっきりとこれという答えはないけれど。

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