日本国民全員が応援したワールドカップでしたが、日本は結局1勝もあげることなく、1次リーグ敗退が決まりました。
私も朝4時からテレビ観戦しましたが、さすが王者ブラジルには全く歯が立たず、逆転された時点で金曜日の生ゴミをそそくさと出しに行く始末。帰ってきたら、惨敗を喫していました。
3試合を通じて前半での失点は1点だけ、後半は6失点です。
ということは、これは明らかに体力の問題であり、ベテランを多用しすぎた日本チームの弱点だったわけです。
オーストラリア戦でもブラジル戦でも試合終了間際には、ほとんど足が動いていませんでしたから。
敗れて芝生に寝転がり、泣いていた中田は、もはやプロとしては失格でしょう。
悔しければロッカールームで思い切り号泣すればよいのであり、観衆が観ている前でのその醜態は、うんざりするものがありました。
また、日本チームの動きも悪く、体力も技術も限界といった感じでした。
4年前の日韓大会では、日本と韓国は開催地シードで、強い国と当たることはありませんでした。
しかし、フランス大会と今回のドイツ大会では、実力を十分に発揮することが出来ずに、1勝もあげることが出来ません。
ブラジルに2点差以上で勝つという、おこがましいことを言うこと自体、不思議だと思っていました。
4年後の南アフリカ大会では、日本の世代交代が絶対に必要です。
世界大会など経験のない選手が選ばれるわけですから、予選通過も難しいのかもしれません。
ブラジルが20数回目にして初めて優勝したように、日本のサッカーレベルは、日本人が考えるほど甘い物ではありません。
ここで大切なことは、ではどうすれば強いチームが生まれるのか、世界を相手に戦えるチームが作れるのか、と言うことを真剣に考えて、取り組む必要があると言うことです。
宿についても同じことが言えるわけで、客が来ないとただ嘆くだけのユースホステルがありますが、そこの宿主は、本部が悪いからという考えを持っていることが多いものです。
客が来ないのであれば、何故来ないのか、どうすれば来るのか、どのような人をターゲットにするのか、をよく考えていくと、自ずとお客さんは増えてくるものです。
そんなに難しいことではありません。
最後にジーコ監督は、日本に多大なる貢献をして下さいましたが、かなり古い考えの監督であり、自分が信用した選手はとことん使う癖があります。
もっと柔軟な考えで選手起用と選手交代をしていれば、今回1次リーグを突破できたように思います。