日本習字教育財団徳島県支部の席書大会が、徳島市の郷土文化会館で行われました。
席書とは、手本を見ないでお習字の作品をその場で書いて仕上げることです。
技術と腕前はもちろんのこと、3枚しか書けないという緊張感とその場の雰囲気が大きくプレッシャーになり、最高に難しいお習字の競技大会です。
その中で、幼稚園児から中学3年生までがそれぞれの腕を競いました。
小学校低学年の生徒さんが、ものすごく大胆な筆使いと大きく元気な字で作品をどんどん仕上げていくことに驚いてしまいました。
どの生徒さんの作品を見ても、字が踊るように生き生きとしており、几帳面にまとめる大人には、とてもこのような字は書けないと思いました。
私は昨日の作品展の搬入・設置から夜に行われた懇親会、そして今日の席書大会と写真係を務め、生き生きとした沢山の作品や生徒さんの表情などを約350枚の写真に収めました。
私の書道教室からも作品展で1名、席書大会で1名の入賞者が出て、感無量です。
2年前までは私の母が司会を務めていただけに、ふとその時の様子を思い出しました。
今日は、母が教えた生徒さんが受賞して、きっと天国で「よかったね」とニコニコしていることでしょう。
さて、また明日から新たな気持ちで生徒さんの上達のために、書道に取り組むことが出来そうです。
席書大会の様子
