じゃじゃ麺の肉味噌にニンニク入りを注文したので、朝から息が気になります。
6時半に宿を出発して、一路宮古へ。
国道はトラックが多く流れが悪いため、参勤交代のような車の列が続きます。
一気に五台を追い越したり、追い越し禁止を違反する車もあったりして、対向車が飛び出しヒヤリとすることがありました。
朝のニュースで三陸に濃霧注意報が出ていたので、北山崎に行くかどうか迷っていたのですが、宮古まで来て行かないと後悔すると思い、頑張って行くことにしました。
国道45号は二年前にバイクの免許を取得してすぐに、雨の中を走った思い出深いところです。
北山崎はやはり霧で、一面真っ白でした。
観光客が結構多いのには驚きました。
鵜巣断崖ではパトカーがいて、警官に職務質問されました。
投身自殺が多いのかもしれません。
確かにこの断崖から飛び降りると、発見は無理でしょう。
警察もご苦労なことです。
宮古では浄土が浜が車両立ち入り禁止になっていて、歩くしかありません。
観光客も全くいなくて、何故なのか理由がわかりません。
やたら人懐っこいカモメがいて、人の顔を眼光鋭く睨んでいました。
さて釜石、気仙沼、大船渡へ向かう国道45号は、峠を越えると浜があり、風光明媚なところです。ひたすらこれを走り、仙台へ向かいます。
大船渡からは霧が濃くなり、走っているとじわりと濡れてきます。
「地元の夢、三陸道の早期実現を」という看板を見掛けます。
昔は鉄道建設が夢であり、第三セクターで頑張っても大量輸送の時代は終わりを告げ、田舎では一人車一台の時代です。
時の流れには逆らえませんが、無情さを感じます。
今日は楽天対中日戦を楽しみにしています。
仙台は濃霧で、とても野球は無理だと思ったのですが、試合実施とのことなので駆けつけました。
スタジアムは綺麗なワインレッドの楽天カラーで統一されており、感動しました。
しかし、外野席に座ると霧のためバッターがぼんやり見え、打球は全くわかりません。
エアーベースボールをしているみたいで、不思議な感覚でした。
試合は楽天投手陣が打たれて大差がつき五回を終えて9時だったので、スタジアムを後にしました。
タクシーの運転手さんお勧めの牛タンの店に行き、三昧セットで大満足です。
阪神ファンの店員さんと話が盛り上がりました。
東北地方も今日梅雨入りしたそうです。
