私はもうすっかり夏バテで、毎日午後からはぐったりしています。
そのような炎天下、毎日お遍路さんが途切れることがありません。
「5番まで歩くつもりだったけど、3番で断念しました」とか、「少し早いお迎え大丈夫ですか」とか、「もう歩けないのですが、何時から入れますか」といった電話がかかってきます。
宿としても出来るだけ対応していますが、送迎で少しお待ちいただいたような場合には、皆さんぐったりして石段に座っています。
暑い中歩いたため、意識がもうろうとしている方も。
真夏は確かにお遍路さんのオフシーズンですが、この時期にしか休みが取れない方もいるみたいです。
さて、少し気になったことがあるので、真夏の歩き遍路についての注意事項を。
1)暑い日差しを遮り、熱中症を防ぐためにも菅笠か帽子は必需品です。
2)半そで、半ズボンの方もいますが、日焼けは大敵なので、出来れば避けたいです。
また、四国の山にはマムシが多いので、長ズボンをはきましょう。
3)無理な行動計画は禁物で、余裕のある1日の計画を。
4)お遍路宿も休館のところが多いので、当日いきなり行くのではなく、前日までに予約をしましょう。
5)水分と塩分の補給を欠かさずに。
6)余計な物は持たず、出来るだけ軽い荷物で出かけましょう。
その他、1番の霊山寺までの交通機関は、大阪または神戸から高松行きの高速バスに乗車して、鳴門西で下車すれば便利です。
徒歩約15分で1番に着きます。
徳島行きのバスに乗ってしまうと、徳島駅で列車に乗り換えて、板東駅まで2時間近くロスします。
また、7番の十楽寺から10番の切幡寺近辺は路線バスは一切ないのですが、大阪と神戸行きの高速バスに土成(どなり)インターから乗ることが出来ます。
ただ、本数が少ないので、ご注意ください。
夏の時期にお遍路を予定されている方、体調には十分お気をつけてお出かけください。
また、不明な点があれば、どうぞお気軽にメールでお問い合わせください。