一昨年は17試合連続で勝利がなかったり、J2で最下位に苦しんでいた徳島ヴォルティスでした。
しかし、今シーズンは選手の補強が見事にあたり、何と開幕から4連勝で加盟後初の単独首位に立っています。
第3節ではJ1から降格した優勝候補の千葉と対戦したのですが、3−1で快勝し、昨日の1位を争う横浜FC戦では、アゥエーというハンディを見事に克服しての大勝利でした。
特に昨日の試合では、横浜FCに終始攻め込まれながらも数少ないチャンスを生かし、それを得点に結びつけた攻撃は見事でした。
最初から引いて守りに入れば、間違いなく敗れる、と思っていたのですが、攻め込むことが出来たのは、成長の証だと思います。
一昨年までは、とても考えられないことでした。
道しるべの「ゆず」の部屋からは、ヴォルティスが練習をしている徳島スポーツビレッジが良く見えます。
お客さんに夕食を提供して片付けが終わり、管理人室から外を見ると、ナイター設備の灯りが見えています。
毎日夜遅くまで練習しているみたいです。
さて次節からは、大分、愛媛、富山、岡山と対戦が続きます。
大分もJ1から降格し、復活を当然狙っている強豪ですので、気を引き締めてかからないといけません。
また、愛媛との四国ダービーも楽しみです。
日程を見ると11月23日には札幌で試合があり、私の会議の日程と合えば、札幌ドームへ出かけようかと今から楽しみにしています。
その時まで昇格争いを演じてくれていれば、こんなに嬉しいことはありません。
しかし、もし万が一J1に昇格と言うことになれば、鹿島や浦和、清水など日本を代表するチームが公式戦として徳島の鳴門で試合をするのかと思うと、涙が出そうです。
3月から来年の話をすると、鬼も大爆笑するでしょうけど。
また、今年中にはより多くのサポーターが観戦に出かけられるよう、ファミリーチケットや7枚綴り1万円などの特別企画も必要かと思います。
思い切って中学生以下全試合無料にでもすれば、逆に売り上げが増えるかもしれません。
J2とは言いながら、四国の片田舎のチームが開幕からトップに立つという快挙を夢で終わることなく、また春の珍事と言われないよう、徳島県民も頑張って応援しようではありませんか。