朝から霧雨で、重い気分です。
こもれびの朝食は手がこんでおり、手作りの米粉パンやカスピ海ヨーグルト、サラダ、スープ、スクランブルなどの洋食で、大満足でした。
さて気を取り直し、かすかな雨の中、一路糠平目指して走ります。
峠ではかなり激しい雨にうたれて、ますます落ち込んでしまいました。
前回訪れた時、糠平鉄道資料館は休館日でした。
学生時代に一度列車で来ているのですが、駅周辺はあまり記憶にありません。
当時の面影は何も残っていないのは残念ですが、資料館はとても充実していました。
係の方が詳しく説明してくださいました。
さて、士幌線の廃止と共にその役目を終えた、橋梁めぐりをします。
現代のような技術のない時代、川に巨大な橋梁をかけることは大変な作業であり、多くの犠牲者が出たそうです。
彼等が命をかけた仕事だったのに、時代の流れには逆らえず、廃線になったのは残念です。
またタウシュベツ橋梁は付近一帯立ち入り禁止になっていて、保存の観点からすると安心です。
2年前に訪れた時は、ちょうど北海道遺産に指定されたことで、観光客が結構いました。
橋の横に大駐車場と売店やレストハウスが出来るのではないかと心配したほどです。
さて、少し遅い昼食は帯広の豚丼です。
「とん田」という初めての店に行きましたが、ボリューム満点で、美味しかったです。
店内は満席で、私が入った途端、全員に見られました。
次に、寒さのあまり十勝川温泉に行き、温まりました。
何故か地元の人でいっぱいで、平日の昼なのに不思議な光景でした。
ヌルリとした不思議な温泉でした。
今日は、予定では根室線の音別と釧網線の川湯で撮影する予定でしたが、雨なので仕方なくパスします。
その後、寒い雨の中を走っているうちに日が暮れたので、ライダーハウスに泊まることにしました。
国道にある電光掲示板の気温は2度でした。
自分から好んで遊びで走っているのだから、仕方ありません。
私の留守中に頑張って仕事をしてくれているスタッフには、感謝しなくてはいけません。
明日はせめて雨さえ降らなければいいのですが。
旧相生駅のライダーハウス
