以前福井に行ったときに入った「秋吉」という焼鳥屋がとても美味しかったのを覚えています。
注文の仕方が豪快で、「赤10本、ねぎま10本」などとまとめて言います。
「もも2本、ねぎま3本」などと言っていたのでは、通ではないのです。
さて、徳島県内を車で走っていると、焼鳥屋が多いことに気が付きます。
しかもその店はほとんどが持ち帰り専門店で、結構田舎の田園地帯のど真ん中に店があったります。
調べてみると、人口あたり焼鳥屋の多いのが徳島県は全国で7位でした。
九州勢が上位に名前を連ねており、その次に東京、徳島でした。
四国で「焼き鳥」と言うと、今治の「鉄板焼き鳥」が有名なのですが、何故か徳島は愛媛を抑えています。
また、秋田や岩手などの東北では、焼鳥屋が少ないみたいです。
「焼鳥屋」は商売をする上で、まず失敗がないと言います。
安い原価の肉を仕入れて、仕込みが大変ですが、それを炭火で焼いて、美味しい特製のたれを付ければ出来上がり。
とまあ、そんな簡単な物ではないのでしょうが、考えてみると道しるべの周囲にも結構美味しい焼鳥屋が沢山あります。
元手があれば商売をするという徳島県気質が反映されているのでしょうか。
ちなみに私が美味しいと思う店は、徳島県のランキングでは41位で、少しショックでした。
焼鳥屋に行って、ビールを何杯もお代わりをして、焼き鳥をたらふく食べるその充実感は最高です。
何故かと言えば焼き鳥は安いので、満腹になっても3千円くらいで収まるからです。
庶民の食べ物、と言った感覚でしょうか。
そんなことを考えていたら焼き鳥が食べたくなってきたので、明日買ってくることにします。
ちなみに徳島で最も美味しいとされる持ち帰り専門店「鳥文」に行ってみます。
報告はまた後日。