道しるべには、全国各地の旅人宿からパンフが届きます。
それらを見ていると、昔に比べて随分旅人宿が増えたことが分かります。
昭和50年代にはユースホステルしかなかったものですが。
さて、宿のパンフレットが必要かどうか、先日お客さんと話し込みました。
本当に良い宿で人気があれば、パンフなどは当然必要ありません。
口コミで良い噂がどんどん広がって行くからです。
しかし、カニ族やミツバチ族などでブームが起こった昔に比べ、旅のスタイルが完全に異なっていることは事実であり、自然とお客さんが来る時代ではありません。
私がパンフが必要だと思うその理由は、宿のオーナーがお客さんに勧めてくれるときに、パンフがなければ話にならない、と言うことです。
宿にずらりと並んだパンフの中から、自分が行きたい場所の良い宿のパンフを探し当てることは至難の業です。
チェーン店のホテルなどでは地区別に整然と並んでいますが、旅人宿のパンフはユニークな物が多く、名刺サイズの物から葉書まで様々です。
道しるべも今まで数種類のパンフを作りましたが、最近は新たな物を作っていません。
この辺で、お遍路さん用、旅人用、ライダー用など作り分けると、もっと魅力的なパンフが出来ると思っています。
GWにはもう間に合わないので、夏から秋にかけて、じっくりと取り組んでいきたいと考えています。