私の好きな番組の一つに「探偵ナイトスクープ」があります。
歳のせいでしょうか、西田局長と同じく時々ホロリとすることも。
さて、先日放送された「売れない餃子」を見て、少し感じたことがありました。
依頼者は、宇都宮で餃子を食べて感動し、転職してまで自分の「餃子の店」を開店しました。
ただ、「客足がさっぱり」と言うことでの依頼でした。
まず感じたことは、メニューの多さ。
数十種類有るメニューの中から、お客さんはどれを選べばよいのか分かりません。
「初恋レモン餃子」などをわざわざ注文する人はいないでしょう。
また、餃子の作り方を教わった師匠が店に来ても、お客様が入ってきても、オーナーは「挨拶」というサービス業にとっては非常に大切なことが出来ていないのです。
「いらっしゃいませ」「有り難うございました」の元気な一言で、まずい餃子が旨くなる魔法があります。
人間の印象というものは、そういうものだと思います。
どんなに立派な施設で、素晴らしく豪華な料理を出す宿があったとしても、宿のスタッフが十分な挨拶が出来なければ、人気の宿になるはずがありません。
以前、テレビ東京系列で「愛の貧乏脱出大作戦」という番組がありましたが、出演している依頼者も概ね挨拶の一つもできない人が多かったように思います。
ただ私が思うには、サービスを提供する側が挨拶するだけではなく、お客側もきちんとした挨拶をするのがマナーだと思います。