昨日行われたプロ野球のドラフト会議をテレビで見ていて、
「やった!」
と思わず声を上げてしまいました。
と言うのも、わが阪神タイガースは1位抽選で12連敗中。
清原、野茂、松井、中田と大物をことごとく逃してきただけに、「また今年もハズレかなあ」という雰囲気が流れていました。
しかし、1位の抽選では大阪桐蔭の藤波選手を、そして2位でも1位に匹敵する実力のある光星学院の北条選手を獲得しました。
また3位と4位では社会人の即戦力田面(たなぼ)投手、小豆畑(あずはた)捕手を獲ったのも収穫は大きいと思います。
1位と2位の高校生を育てるにはまだしばらく時間がかかりそうですが、即戦力の社会人には来年大きな期待が出来ます。
さて、気になるのがメジャー挑戦を表明している花巻東の大谷投手を、日本ハムが強行指名したこと。
大きな夢は分かりますが、いきなり高校生がメジャーに行ってもいきなり投げられるわけではなく、長い下積み生活が待ってると思われます。
それならば、投手を育てるのが上手な日本ハムに一度お世話になり、日本のファンをうならせ、それからメジャーに挑戦するのも有りかな、と思います。
私が銀行に入行したときも最初の1年間は伝票綴じばかりしていましたが、伝票の種類を覚えるには最高の仕事であり、その後この経験が大きく役立ちました。(関係ないか)
阪神の投手コーチが藤波選手を大きく育てることが出来るのかも疑問です。
しかし、日本ハムが中田選手を3年かけて不動の4番バッターに育て上げて優勝したように、じっくりと時間をかけて焦らず、村山や江夏のような大投手に育ってくれることを期待したいと思います。
今年の阪神のドラフトを採点すると、まさに100点満点で、来年以降が楽しみになりました。