先日、とある道の駅に立ち寄ったとき、見慣れない変な塗装の車が停まっていました。
どこから見ても「カメ」。
しかも、道の駅の案内所には、人間の「かめたろう」さんがパンフレットを配っていました。
少し子供が近寄りがたい雰囲気を持つ「かめたろう」さんと、しばらく話をしました。
それによると、県南の美波町(日和佐)観光のために各地を訪問しているそうで、ゆるキャラブームの中、実際の人間によるキャラは珍しい、とのこと。
「フムフム」と納得してしまいました。
ただ、日和佐の砂浜に上陸するカメは産卵するのですべてメスだし、せっかくキャラを人間にするのなら、やはり女性の方が親しみやすいのかなあ、と思いましたが。
案内所に変なのがいるから、観光客も「近寄らない方が無難」と心なしか避けていたような。
日和佐は静かでとても良い町なのですが、、東南海地震が発生したときには津波が予想されています。
そこに観光客を呼ぶのはなかなか難しい話であり、知恵が必要なのですが、ゆるキャラどころかアナログな「かめたろう」さんが頑張っている限り、何だか少し安心した気持ちになりました。
ちなみに、「かめたろう」さんの奥さんは、「亀子」でしょうか。
長男が亀の介、長女が亀美、そしてお爺さんが亀吉、おばあさんがカメ、の6人家族のキャラを作ってもダメだろうなあ。
どなたか、観光客が訪れるアイデアをお願いします。
