来年開業する東京−富山−金沢の北陸新幹線により、金沢以北の特急列車がことごとく廃止されると予想して、撮影を兼ねてグルメと野球観戦の旅に出かけました。
いやはや、盛りだくさんで疲れましたが、とても面白かったです。
25日は、朝4時30分に出発して、一路琵琶湖東部の木ノ本から旧柳ヶ瀬線あとを走り、鳩原の大カーブへ。
JR保線区の方がいて、撮影ポイントなど、いろいろとお話を伺うことが出来ました。
また、北陸新幹線が開通したら現在の北陸本線は第三セクターになることが決まっていて、「充分な管理と保線が出来なくなる」と残念そうでした。
サンダーバードやしらさぎは時速100キロ以上で快走していきますが、保線の仕事こそ鉄道においては最も重要な男の仕事だと思います。
長大トンネルや橋梁の難工事をクリアして、自分たちが線路を敷いたところを観光客やビジネスマンを乗せた特急列車が走っていくと、感無量だと思います。
札幌発大阪行きトワイライトエクスプレス
ランチは、金沢でホワイト餃子を初めて食べました。
小ぶりの餃子なのですが、熱くてなかなか食べられず、ビールが飲めないのが残念でした。
さて良い天気なのでもっと撮影したいのですが、今夜富山アルペンスタジアムで行われる中日対阪神戦を観戦するので、富山へ急ぎます。
試合は白熱した投手戦で、同点で迎えた最終回に良太のホームランで阪神が勝利を収めました。
26日は、朝から雨。
梅雨時期なので雨は覚悟していましたが、結構激しい雨なので撮影は諦めました。
しかも富山市内の渋滞が激しく、思うように移動できません。
ランチは濃厚なルーをフォークで食べる「ゴーゴーカレー」へ行きましたが、北陸には不思議な食文化があります。
早めに金沢へ移動することにして温泉に行き、地元のお爺ちゃんと話し込んでしまいました。
県営球場で「本日中止」という看板を確認して、早めに宿に入りました。
夕食はどうしようかと迷っていると、午後7時頃から雨が上がり、チャンス到来。
まずはホテルの近くにあった高級回転寿司屋へ行き、腹ごなし。
品切れのネタが多かったのは残念でしたが、まあそこそこ楽しめました。
結構食べたので会計は2千円弱でしたが、この美味しさでコストパフォーマンスを考えると、十分満足でした
次に「8番ラーメン」へ。
第1号店が国道8号線沿いにあったので、このようなネーミングになったそうです。
何とタイ100店舗達成記念の「トムヤンクンラーメン」がありましたが、さすがにそれは勇気が必要なので、担々麺を注文。
実は昨夜も夜食に食べたのですが、この担々麺が気になっていました。
次に、店の隣にあった「秋吉」で焼き鳥を持ち帰り。
ホテルに帰り、焼き鳥で一杯行くと、もう記憶がありません。
27日は少し蒸し暑いものの、好天に恵まれて絶好の撮影日和。
ホテルはシングル3千円で、朝食無料、常時ドリップコーヒー飲み放題、駐車場無料という大サービス。
しかもツインの広い部屋を用意してくれました。
金沢はホテル戦争が激しいそうですが、これで大丈夫なのかなあ。
近くでトワイライト、九頭竜川橋梁、そして南今庄へ。
北陸トンネルをくぐってきた列車を撮影します。
次々に特急が走る北陸本線は撮影には最高です。
奥に見えるのが北陸トンネルですが、トンネルを抜けた列車が高速で走ってくるので、シャッターチャンスを逃さないようにしなくてはなりません。
300ミリズームで何とか捉えることが出来ましたが、怒ったような顔をしています。
眉毛に見えるワイパーがつり上がっていて、目のライトが鋭く、口もキッと閉じてあごひげが生えています。
昼と夜にはソースカツ丼をハシゴしたため、越前おろしそばは次回の楽しみです。
ソースカツ丼は私の大好物で、いくら食べても飽きません。
その後温泉に入り、2泊3日という慌ただしく盛りだくさんな日程の中、昨夜無事に戻ってきました。
何の役にも立たないことを一生懸命にしてバカですが、北陸のグルメは美味しかったです。
北陸新幹線開通までに、富山県、新潟県を中心にもう一度撮影に行くことを考えています。