大阪で85日間も勾留された会社員が、冤罪で釈放されました。
今更になってアリバイが証明されたからです。
会社はクビにならなかったのか、また勾留中の家族の気持ちを考えると、「ゴメンね〜」で済む問題ではありません。
昨日、徳島県警の刑事が来ました。
非公開の捜査に協力を、とのことで、写真と車のナンバーを教えてくれました。
ただ、資料をもらった訳でなく、一度見た写真の人が宿に来ても、それとはなかなか判断出来ません。
車のナンバーで判断して欲しい、ということでしたが、いちいちお客さんのナンバーを確認しません。
しかもレンタカーなら絶対にわかりません。
また、周南市での猟奇殺人事件でも、重要参考人として容疑者の写真と名前を公開するべきではなかったかと、刑事に提案しました。
山中に隠れていたから良かったようなものの、市街地に移動して包丁を振り回し、市民が犠牲になったら大変なことでした。
容疑者を公開しなかったからだ、と警察の判断が問われるところでした。
最近はどのような犯罪や事件に巻き込まれるか分からないため、私はコンビニや飲食店のレシートは必ずもらうようにしています。
防犯カメラで確認してもらえば、アリバイが出来るからです。
横浜にいた時、自転車で走っていたら神奈川県警によく職務質問を受けました。
自分の自転車なのか、どこに住んでいるのか、どこに行こうとしているのかをしつこく聞いてくるので、アホらしくなって
「貴方に付き合ってる暇は無いので、悪事が判明したら連絡をくれ」
と名刺を渡したことがありました。
今や警察もサラリーマンの一職種であり、執拗に犯人を追いかけるドラマのような刑事はもういないのでしょう。
まあ、少し残念な気もしますが、「そういう時代」なのです。
ただ、公務員的な捜査をする警察に、どれほどの検挙能力があるかは微妙ですが。