千葉での会議を終えて、またまた東京で遊んで飲んで、今日昼の便で羽田から徳島へ戻ってきました。
三日連続で飲んだので、座席の周囲は酒臭かったと思います。
今朝は寒い一日で空気も澄んでおり、関東は雲一つない良い天気。
少し期待していたのですが、離陸と共にそれは訪れました。
私の人生の中で、これほど綺麗な富士山を上から目線で見たのは初めてです。
富士市と富士宮市は快晴で、そして新幹線、東名高速、第二東名が見えています。
富士も富士宮も何度も訪れているので、焼きそばを食べに行ったことや富士市の会社をいろいろと訪問した記憶がよみがえりました。
鉄道の車窓も感動しますが、俯瞰することはまず出来ないため、景色で言えばやはり飛行機の圧倒的な勝利です。
今日は離陸直後から横浜、三浦半島、鎌倉、江ノ島、芦ノ湖、富士山、赤石山脈、伊那路が見えた辺りで雲に隠れてしまい、再び知多半島、鈴鹿山脈、和歌山市を眺めながらの飛行ルートでした。
そして離陸後の飛行時間はわずか50分と少し物足りない感じでしたが、最後は風に煽られながら徳島空港に着陸しました。
また、機内雑誌の「SKYWARD」に「Perfume」の特集があり、それを読んで元気をいっぱい貰いました。
彼女たち3人がユニットを結成したのはわずか11才の小学生の時。
それから、下積みを重ね、大きな目標を目指すのではなく、目の前の一つ一つを「大事だ」「勝負だ」と思ってやってきたそうです。
その後上京するチャンスが訪れ、デビューして、昨年のアジアツアーに次いで今年はヨーロッパツアー、そして来月は東京と大阪でドーム公演があります。
また、決してプライドが高くなく、ドームからライブハウスまでお客さんの立場になってステージを楽しませてくれる、プロとしての素質を備えています。
デビューしてすぐの頃、小さなライブハウスに立った時には、先が見えない大きな不安があったと思うのですが、それを「勝負」だと思っていたからこそ、今の成功があるのです。
何の欲もない広島の小学生、女の子三人組が世界制覇するときが迫っています。
大阪での公演がある来月8日には、私はちょうど大阪にいるのですが、残念ながらチケットが入手できません。
オークションという方法もあるのでしょうが、また次の機会を楽しみにします。
感動的な富士山とPerfumeの話で何だか感傷的になってしまい、「とまるん」とダブって見えてきました。
いつか「とまるん」の旗を作って、富士山のてっぺんに立てることを夢に見て。
