朝食もバイキングで、とても豪華。
サラダもお代りをして、美味しくいただきました。
そして昼間には映画を観たり、風呂に入ったり、夜はコンサートで結構充実した一日を過ごしました。
25日の午前5時からはワールドカップのコロンビア戦があったので、4時過ぎからバタバタと通路を歩く音がしたり、フェリーでも緊張した時間が過ぎて行きました。
今回はグループリーグ敗退という残念な結果に終わりましたが、世界の壁の高さを知る意味でも良かったのではないか、と思います。
日本の敗退と共に既に大会が終わったようにさえ感じますが、4年後のロシア大会を楽しみにしましょう。
さて40時間の船旅を終えて、いよいよ苫小牧。
連絡バスに乗り、苫小牧駅に向かいます。
昔から列車で何度も通過した駅であり、日高線の始発駅です。
昔、富内線に乗った時には苫小牧駅近くのビジネスホテルに泊まって、買っておいた「シシャモチップマス弁当」を食べたことがありました。
もう30年も昔のことですが、昨日のことのように思います。
それと、その時には苫小牧駅はずいぶん立派だなあ、と思ったものですが、今回駅周辺があまりにも寂れていたのには驚きました。
連絡通路のあるショッピングモールに行くと、定休日。
仕方なく7階のレストラン街に行こうとエレベーターに乗って、「7」のボタンを押すと、エレベーターがシーンとして動きません。
もしかしたら故障か、このまま明日まで取り残されるのか、と一瞬ヒヤッとしましたが、「開」ボタンで数秒後に扉が開いたので助かりました。
駅前にも食べるところは無い様子だったので、そのままJRで新千歳空港まで移動しました。
新千歳空港は、修学旅行生などの団体客でごった返していました。
次から次へと大型バスが到着して、修学旅行生が降りてきます。
「北海道ラーメン道場」はテレビで紹介されていたので知っていました。
すると「一幻」の「えびそば」目当てで通路までずらりと並んだ混雑ぶり。
私の狙いは、「開高」の「十勝ホエー豚丼セット」。
レギュラーサイズの白味噌で注文。
結構な豚丼のボリュームと、ラーメンもコクがあって美味しく、大満足でした。
新千歳空港には今年の正月明けに来ましたが、何だか来るたびに少しずつ進化しているように思います。
新千歳空港温泉、じゃがポックルシアター、市電通り食堂街、ドラえもんのスカイパーク、大空ミュージアム、スイーツアベニュー、どさんこ産直市場、北海道ラーメン道場など、単なる空港ではなく、もはやアミューズメントパークのような感じ。
ここだけで一日遊べそうです。
数年後に来ると、水族館や屋内型遊園地なども出来ているんじゃないか、と思いました。
また、特別展だと思いますが、飛行機の歴史展を開催していて、興味深く見てしまいました。
JALのCAユニフォームも時代の流れに合わせて変化していることが分かります。
最近、スカイマークのミニスカートが話題になっていますが、JALの第5期のスカートもなかなか可愛いと思いました。
やはり上品さが大切だと思います。
さて少し時間があったので、展望デッキに行き、飛行機を撮影しました。
5〜7分おきに離着陸する飛行機の数に飽きることなく撮影できます。
次から次へと現れては消えていく飛行機をコントロールする管制官の仕事は、これはもう大変です。
大型の飛行機が着陸するまで、待機エリアで離陸を待っている小型の飛行機が並んでいたのは可愛かったです。
どこかで似たようなものを見たと思ったら、ジンベエザメと2匹のマンタのような感じ。
午後のピーチで関西空港まで戻り、こちらでも夕景を撮影しようと思っていたのですが、飛行機が遅れたので無理でした。
でも何とか1枚。
北海道滞在がわずか5時間と言う今までの最短記録を更新しましたが、実に内容の濃い面白い旅でした。
ノンビリしようと思っていたのに、南海フェリーでは何故かぐったりと疲れ果てて寝てしまいました。
計画に無理があったかもしれませんが、またこのように面白い旅をしようと心に決めました。