昨日は年賀状をそそくさと書いて、買い物で隣町のショッピングモール「ゆめタウン」に出掛けました。
そしてぶらりと立ち寄った紀伊国屋書店で、「全国鉄道撮影地ガイド」を発見してしまいました。
私が訪れたところが少なく、また西日本の撮影地も多く、掲載された写真も綺麗だったので、全く迷うことなく買ってしまいました。
今は正月に走る臨時列車の特急「やくおうじ号」を、どこで撮影するかで悩んでいますが、この本が参考になりそうです。
また、写真のレンズ、絞り、駐車場の有無、お勧めの季節なども掲載されており、これは重宝します。
田沢湖線では、実際に現場に行っても車を停めるスペースがなく、1キロ以上歩いたことも。
また、小海線では畑の細い道に停めていたら、軽トラのおじさんが秘密のお勧めポイントを教えてくださったり。
私のモットーとして、撮影では全てにおいて地元の人の迷惑にならないことに注意しています。
18きっぷの場合も自分が他所の土地にお邪魔してるわけで、地元のお年寄りや学生にさりげなく席を譲るようにしています。
自分が座りたかったら、特急列車の指定席を買えばいいだけの話です。
そのため、釧網線で釧路から網走まで立ちっぱなしのこともありました。
また、私は新幹線で座ってしまうと、ボケーッとして時間が早く流れてしまうため、デッキで立つのが好きです。
名古屋-東京間、岡山-博多間なら平気で立って窓外を眺めます。
「立ち鉄」とでも言いますか。
立ち鉄の場合は、繁忙期でホームが混雑する時間帯の自由席でも、並ばなくて良いメリットがあります。
発車寸前にデッキに立てばいいだけですから。
またデッキに立っていると、トンネル内でパンタグラフの火花がトンネルの天井を照らして、線香花火のようでとても綺麗なんです。
そういえば今年は、「火花」という小説がありました。
ところで、最近このような本に紹介された撮影地では、必ずと言っていいほど煙草の吸殻や空き缶が捨てられているのが気になります。
これにはもう情けないやら、腹立たしいやら。
やはり撮り鉄のマナーの悪さは問題です。
クリスマスの夜に鉄道雑誌を眺めてニタニタしているオヤジ「クリ鉄」も気持ち悪いですが、正月はこの一冊で「おめ鉄」といきますか。
のんびりと春の桜スポット「花鉄」でも探そうと思います。
