北島三郎さんの「函館の女」は、すでに昔の話になりました。
「はるばる来たぜー函館〜逆巻く波を乗り越えて〜」
って、もう海が荒れても関係ありません。
函館で夕食を食べて、18:36の「はやぶさ38号」に乗れば東京へ帰れます。
今朝は5時に起きて、朝食の支度をそそくさと済ませ、上りの始発「はやぶさ10号」の出発式をテレビで見ました。
その後も木古内に着いたな、とかそろそろ青函トンネルだ、なんて想像していました。
でもさすがに青函トンネル完成の時ほど感動はありませんでした。
開業後1週間目にいてもたってもいられず、「日本海」で通過した時は感動しました。
そして大学時代には先進導坑が貫通した時も北海道にいたのでした。
湧水に悩まされた青函トンネルの難工事を乗り越え、どれほど沢山の男の意地と忍耐が完成させたかと思うと、泣けてくるのです。
青函トンネルに新幹線を走らせたい、という殉職した34名もの命が今日報われました。
また、洞爺丸のように船に乗ることなく学生は新幹線で修学旅行などに行くこともできます。
函館と北海道民の待ちに待った新幹線開業、おめでとうございます。
札幌延伸まではまだ時間が必要ですが、その時が来ることも間違いありません。
さて、北海道新幹線の開業によって、JRで新幹線が走っていないのは、ついにJR四国だけになってしまいました。
予土線に0系新幹線もどきは走っていますが。
こうなりゃ、高松駅と坂出駅の間に新幹線を建設して話題作りもいいのかもしれません。
そして遂に猫も杓子も新幹線時代の到来です。