東京オリンピックのエンブレムが、日本らしい斬新な市松模様に決まりました。
シンプルな中に力強さがあり、私は大好きです。
さて白黒と言えば、鉛筆画の素晴らしい作品を先日YouTubeで見て、私は人生三大感動を覚えました。
最初は、高校時代に広田尚敬氏の鉄道写真を見て感動し、写真集を購入しました。
そして、今だにその感動が続いています。
次は、バイク免許を取って風と香りと広い空を感じた時。
そのバイクは埃をかぶっています。
そして今回が3回目の感動です。
鉛筆画は、ユーキャンなどの通信講座であることは知っていましたが、色のない地味な絵だな、と思っていました。
それが、モノクロ写真にしか見えない絵を実際に描いているのです。
広瀬すずさんのきりりとした目、ふっくらしたほっぺたの感じ。
桐谷美玲さんの髪の毛が巻いている様子。
石原さとみさんの微妙な目の大きさの違いと唇のふっくら感。
有村架純さんの若々しさと髪の毛の影のコントラスト。
ほとんどが女性を描いたものですが、有名人ばかりなのでそのリアリテイには驚きです。
昨日は、一日中YouTubeばかり見ていました。
美女たちの中に一人だけ(失礼)、今にもガハハと笑いそうな柴田理恵さんがいます。
柴田さんは富山県の出身ですが、作者も同郷富山県の普通の会社員で、独学で鉛筆画を学んだそうです。
実力はプロ並みで、全国展覧会をぜひ開催してほしいと思います。
そして、鉛筆画は意外とお習字に似たところがあります。
線の濃さ、太さ、鋭さ。
お習字と同じく三次元の世界なのです。
そして、たとえ10年かかっても、このような感動する絵を1枚でいいから自分で書いてみたいと思いました。
私の老後の趣味はこれで決まりです。
道しるべの鉛筆が尖っていたら、ははあ、と思ってください。
YouTubeの「鉛筆画」でご覧いただけます。