「アベノマスク」8000万枚を首相が追加注文したそうです。
どの様なマスクなのか、その費用も配布対象も詳細は不明です。
私は国民なら一国の首相を少なくとも支持するべきだ、との考えから少しは支持を続けてきましたが、流石に呆れ果てて付き合い切れなくなりました。
今回の発注にいくら掛けたか知りませんが、その資金を、疲弊しているのにボーナスが支給されない医療関係者とか、本当に生活に困っている方、シングルマザーなどに給付金として配布するべきでしょう。
それで文句を言う国民はいないと思います。
しかし、医療専用マスクならともかく、このマスクを配布して
「ホント、助かったわあ」
と思う人はいません。
またニューヨークではPCR検査は無料で、市民なら誰でも受けることができます。
日本では健康な人が検査をするだけなら費用は2万円強必要です。
日本もニューヨークの体制を目指すべきで、それが出来るのは政府しかありません。
ニューヨークには出来るのに、日本の東京で出来ないはずがありません。
それは怠慢か、やる気がないからです。
そもそも今年の春、マスクの配布と学校の休校をいきなり独断で決めた総理は、少し考えが偏っていました。
悪い言葉で言えば、ノイローゼとか乱心です。
春まではカメラをしっかりと見て自信満々に話していたのが、それ以降はカメラから視線を外し、自信なさそうにボソボソと話すような気がします。
菅官房長官などは、
「本当はこんなことを思っていないのに言わされてるんだよ」
と下向きに話し、最後に虚ろな死んだサバの様な目をしています。
私は心理学者ではありませんが、それは明らかに自らの政策に自信がない証拠です。
ところで最近私の嫌いな財務大臣の顔を見ませんが、良からぬことを考えてしまいます。
毎夜毎夜料亭で数万円の夕食ばかり食べているので、バチが当たり懲らしめられたのかもしれませんが、お元気でしょうか?
最近、会社では経営全般のプロフェッショナルのCEOが存在します。
プロ野球でもオーナーや球団社長とは別にCEOがいる球団もあります。
そして今、国の方針を決めるべく政治家にもCEOが必要だと痛感しています。
キャンペーンをしても、医療関係者は旅行などしている場合ではないのです。
その矛盾は、明らかに国の政策のミスです。
また以前から話をしている高速道路や新幹線などの国土計画にしても、地元の代議士が票の欲しさに建設するので、徳島でも山の中に1区間だけの馬鹿げた高速道路があります。
国民が本当に必要なものか、あるいは税金の無駄遣いなのか、それを判定するだけでも価値はあると考えます。
そして国のCEOを決めるのなら、国民の誰もが納得する人を選ぶことも重要です。
間違っても大人数を選ぶと「船頭多くして」になってしまいますから。
また国民にアンケートを取り、それをCEOが取りまとめて是非を判断して政治家が実行する、それなら大きな間違いは起きないと思います。
また、政治家は公務員になるので、高額の給料も必要ないのです。
マスクの場合、医療機関専用の高精度マスクを限定して作るのなら大賛成で、それこそ税金を注ぎ込むべきだと思います。
今は爆発的に蔓延しているので、それを抑制する事に全力を注ぐべきです。
そして、自殺者が1万人増えると言われていますが、国は彼らを見捨てるのなら日本の将来はありません。