宿の仕事をしていると、今日が何曜日だか考えてもわからないことがしばしばあります。
繁忙期には1週間なんてすぐですが、宿のオープン以来17年間の何と早かったことか。
さてそんな中、先日あることに気がつきました。
子供の頃から運動会などで楽しみにしていた祭日の「体育の日」がカレンダーから消えているのです。
最初は印刷ミスかと思いましたが、そんなミスをするはずがありません。
私の知らない間に国が勝手に決めたのかと思うと私の悠長さには呆れましたが、いつ廃止されたのか調べてみると、今年からでした。
体育の日は64年の東京オリンピックを記念して祭日に設定されました。
その前日までは雨模様だったのが、当日は見事な秋晴れだったそうです。
そして、再び東京にオリンピックが来たのですが、コロナで1年延期になってしまいました。
そのため、「体育の日」は「スポーツの日」に名前を変えて、来年の7月24日に祭日として始まるそうです。
そんな台風が接近する時期に開幕するのもどうかと思いますが、「暴風雨の日」にならないように祈っています。
また「スポーツの日」は、夏休み前の微妙な時期に設定するくらいなら、そのまま秋晴れの好天が期待できる10月の方が良かったのではないかと思います。
国民の祭日を増やすのは大歓迎ですが、やたら変更したり無くすのは問題だと思います。
「海の日」とか「山の日」も近年出来ました。
それなら「燃えるゴミの日」とか「不燃物の日」もサラリーマンのお父さんはゴミ出しは面倒なので祭日にすれば、と思います。
祭日を作るのなら、どうせなら祭日の無い6月や10月に設定するべきだと思いますが、世間のことをいかに理解していないか、所詮国会議員が考えることなので仕方ありません。