いつの間にか、プロ野球のペナントレースが終了していました。
そして日本シリーズの季節なのに、今年も甲子園は寂しそうに閑古鳥が鳴いています。
さて、今年はプロ野球をスタジアムでもテレビでも、1試合も観ませんでした。
だから、誰が活躍して誰が賞を獲ったのかも知りません。
まあ調べれば簡単にわかりますが。
そして、今週末から始まる日本シリーズに話題が集まっています。
パリーグではロッテが独走してたのに、いつの間にかソフトバンクが優勝しているし、セリーグは読売が優勝したことは知っていますが、我がタイガースは何位だったことやら。
タイガースの福岡ドームでの試合を観戦したことがありますが、10試合しても勝つのはせいぜい1つくらいだろうと、その力の差を感じたことがありました。
そう言えば、タイガースはその昔、日本シリーズでロッテに4連敗した苦い記憶もまだ残っています。
あの時は、悔しさを通り越して情けなさで一杯でした。
また先日、ドラフト会議をニュースで見ましたが、数チームが競合した選手をタイガースが引いたみたいでした。
そして、育成能力がまるでないチームに当たった事で、その選手が嬉しそうではなくて寂しそうな表情をしていたのが印象的でした。
ドラフトは、戦力の均一化を図るのが目的なのに、いつの間にか有耶無耶にされてしまいました。
少し前には「希望枠」があり、選手が望む球団に行くのならドラフトの意味がありません。
それなら「21世紀枠」や「漁獲枠」、「広告枠」「収入枠」も設けるべきでしょう。
いっそのこと、見ている人も楽しめる阿弥陀籤でもすればどうでしょうか。
さて、ソフトバンクのプレイオフや試合経過を見てみると、実に接戦に強いことが分かります。
逆転して、そのまま逃げ切って勝った試合の何と多いことか。
しかも先に点を取られるので、観客はそれほど楽しく、快感を得られる試合はないと思います。
例年のタイガースなら、先取点を許してそのまま大量点を取られて逃げ切られるという、面白みが全くない試合の何と多いことか。
試合終盤でピンチを迎えた時、内野手がマウンドに集まって相談していますが、今更相談して失点を防いだところで何の役にも立ちません。
その後、引退した選手が話していましたが、あの相談は「夕飯はどこに行こうか?」の相談なのだとか。
せっかく観戦に行ったのに、つまらない試合をしてしまい、意気消沈した事が何度もありました。
入場料を半額でも返して欲しいくらいです。
さて話を戻し、ソフトバンクの強さは天下一品でしょう。
力の差は歴然としているので、そこに読売がどのような戦法でぶつかって行くか、なんてのは私には興味は全くありません。
結局、金で有力な選手を集めたチームが優勝する世界なので、そんな暇な時間があるのなら戦国時代の文庫本を棚から引っ張り出して読んだ方がマシです。
一度実現して欲しい対戦があります。
ソフトバンク対全セリーグチーム。
それならテレビで観るかも。
それでもソフトバンクが4勝3敗で勝つかもしれないので、その時は永年王者として讃えましょう。
そして、何ら根拠はありませんが、ソフトバンクの4勝1敗と予想しておきます。
来年は無事に開幕を迎えられることを期待したいと思います。