久しぶりにブックオフに行き、面白そうな本を見つけました。
「ちいさな城下町」
目次を見ると、村上、行田、朝倉、飯田、土浦、壬生、米子、安中、岸和田、中津、掛川、天童、新宮、西尾、大洲、亀山、木更津、高梁、沼田、三春と私が訪れたことのない城下町が沢山あるではないですか。
村上や天童など、
「えっ、この町も城下町だったのか」
と驚く町もありました。
購入する本は1日一冊と決めているので、決まれば後はレジへ持って行くだけです。
一度愛知県に車で行った際、ブックオフがあったので立ち寄り購入する本をカゴに入れると、十冊にもなってしまい読むのに困った事がありました。
港町食堂や銅像の旅も面白いと思いますが、城下町はその町の歴史と深い関係があるので、私も興味があります。
そしてお堅いガイドブックではなくて著者の旅行記なので、内容も面白い話で気に入りました。
文章も上手です。
村上は私の好きな町ですが、雅子妃殿下は昔は本籍が村上にあったそうです。
ご先祖が村上藩士だったとか。
旅と歴史、そして隠れた話が沢山出てくるので、1日で完読しました。
私は大学時代に高松の玉藻公園の近くに下宿して、海に浮かぶような玉藻城がとても綺麗な街でした。
玉藻城は国鉄高松駅が近くにあったので、連絡船に乗るのが便利だったからです。
その高松は紹介されていませんが、今思うと玉藻城へ気合を入れて観光したことはありませんが、高松も「ちいさな城下町」です。
また四国だからいつでも大丈夫と、愛媛県の大洲も昔泊まったことはあるものの、観光はほとんどしていません。
姫路城とか名古屋城のように巨大で有名な城ではなく、「ちいさな城下町」巡りの旅も面白いと思います。
何という殿様が何の目的で築城したのか、その効果を確かめる旅も興味深いし。
列車で移動したりバイクで走るのが目的なら旅も楽しいと思いますが、その街の歴史を知っていれば旅が百倍も楽しくなります。
そして、その街に因んだ人物を調べてみたり、銅像を探したり、港町食堂のグルメや温泉を楽しむと一層楽しくなります。
コロナ感染者がまた増えているみたいですが、旅に出る事を楽しみにしたいと思います。
