長野県警は、昨年度の山岳登山での遭難が257件あり、死者も増加傾向で47人が亡くなったそうです。
交通事故による県内の死者より多いそうです。
また先月も、八ヶ岳で高齢の3人のパーティが遭難する事故がありました。
「身の程にあった登山を」
と長野県警は呼びかけていますが、
「自分はベテランだから大丈夫」
と、なかなか素直に言うことを聞かないのか現代の高齢者です。
遭難するのは勝手ですが、その人たちを救助に向かう隊員たちも命懸けです。
そして救助しても「ありがとね」の一言以外に、謝礼とか特別手当とかは支給されるのでしょうか?
それなら特に危険な冬山登山の場合は、デポジットを徴収すればどうでしょう?
救助隊一人一日につき10万円とかの。
そうすると、5人が3日間捜索した場合は150万円になります。
命の重さからすれば、それで助かったら格安で、救助隊員にも相当の手当が支給できます。
それか、税金を注ぎ込んで危険な山には、麓と山頂を結ぶロープウェイを建設すればどうでしょう?
上高地からは奥穂高岳、北穂高岳を経由して槍ヶ岳山頂(付近)とか。
また、富士山も滑落した話をよく聞きますが、危険な山なので五合目から山頂までロープウェイがあれば、それは便利です。
人気が出るでしょう。
そして、真冬でもハイヒールで登山できるのをウリにして、山頂駅では温かな駅そばを提供すれば最高です。
さて冗談はこの辺にして、最近は
「ゴキブリが出た」
と110番に掛けてくる人もいるのだそうです。
冗談みたいな話ですが、そういった非常識な電話、消防車や救急車、警察官の出動なども全て基本料金を徴収するべきだと思います。
コロナ禍でも罹患するのは自己責任なので、救急車を呼べば、その代金は支払うべきです。
恥ずかしい話ですが、私も昔道頓堀で飲んでいて気絶したことがありました。
その時は知人と一緒だったので彼の判断で救急車を手配して貰い、命拾いしたことがありました。
その時の大阪の救急隊員の速やかな行動には、深く感謝しました。
いや、命の危険がある時に「そりゃ安い」とか値段の話は失礼ですが、それほど感謝した事件でした。
山岳救助隊の方も自分の命を懸けて遭難者を救助します。
救助手当が支給されるとすれば、それを負担するのは当事者の遭難者しかいません。
テレビで交通事故の現場が写れば、警察官や
今は無料の公共サービスも有料にすることで、少しは救助隊の活動機会と命の危機から救うことが出来るのではないか、と思います。