埼玉県ふじみ野市で、医師が猟銃で撃たれて死亡する事件が発生しました。
92歳の母親が亡くなり訪問介護に来た医者と看護師を狙った、訳がわからない犯行です。
66歳になる息子の渡辺は、母親の年金目当てに生活をしていて、
「この先どうすれば良いのかわからない」
と自暴自棄になったとみられます。
そして自殺を考えたのだそうですが、それなら何故他人を巻き添えにするのか、意味不明です。
と言うか、渡辺も66歳なのだから自らの年金も貰っているはずです。
私たちはこの事件を他人事だと思ってしまいますが、実はそうではありません。
今後、日本中で心配する事案はそこにあり、親の年金や遺産で生活している人が何と多いことか。
だから親が死んだら困るのです。
先日も徳島で死んだ親を井戸に投げ捨てて、数年間親の年金で生活していた息子がいました。
井戸から遺体を引き上げた警察の方も大変な仕事で、私には絶対出来ないと思いました。
そして将来、生きてても年金がアテに出来ない事は明白です。
「年金を貰う」と言いますが、若い時に給与から積立てた、それは自分の給料です。
そんな何十年も血と汗を流して働いた労働者の給与を、悪意のある国は勝手に運用していたのです。
そして訳の分からない厚生施設を、数十億円もかけて国民に支払う年金で建設し、赤字になるとわずか10万円で売ったなんて話もあります。
年金も税金も湯水のように平気で使うのは言語道断です。
結局解決方法としては、年金制度と給与体系の見直し、そして何度も話したベーシックインカムしかないと思います。
また、中年になっても結婚しない(出来ない)人の何と多いことか。
生活費がなければ結婚なんて出来るはずがないし、だから子供も生まれないのは当然です。
そして、ニートなら仕事をしていないので年金も貰えません。
その悲しい日本の現実は、残念ながら目の前まで来ています。
そう言う私も、年金なんてアテに出来ないから、70歳から毎月2万円の支給だと思っています。
だから独立して定年の無い自営業を始めたので、それで生活出来なければ自分の責任です。
日本の優しい裁判官は、同情して渡辺に執行猶予を付けるとどうでしょう。
「可哀想にね〜、心配は要らないよ〜」
日本の司法が狂ったその時には、日本中が爆発しそうです。