2019年9月21日、山梨県道志村のキャンプ場で、小学1年生の小倉美咲ちゃんが行方不明になりました。
あれから2年半が経ち、先日白骨化した子供の頭蓋骨が捜索ボランティアによって発見されました。
当時、警察などの捜索が行われ、その道も何度も探したそうですが発見出来ませんでした。
実に奇妙な事件です。
そこでド素人の私が、いくつかの妄想を考えてみました。
まず、美咲ちゃんが道路でツキノワグマとバッタリと出会し、走って逃げたため本能的に追いかけた熊に捕まってしまったケース。
ただ、この場合は美咲ちゃんが悲鳴をあげて逃げたと思われますが、誰もその悲鳴を聞いていません。
そして熊が捕食したとしても、頭だけをそこで切り離して首から下を巣まで持ち帰ったとは考えられません。
また、そんな事をすれば地面や木に血が付着して警察犬に簡単に発見されるでしょう。
また、捕食後に頭蓋骨だけをクマが返しにきたと考えるのも理解出来ません。
また熊の被害なら、あれだけの捜査をしたので、衣服なども発見されるはずです。
そしてツキノワグマはヒグマと異なり、性格は臆病です。
過去には四国山地にも数頭が確認されていますが、ニュースにならないのは人里へは降りてこない熊だからでしょう。
また狐や狸、猪なら死体を見つけても漁るだけで、何故美咲ちゃんが亡くなったかという疑問が生まれます。
失踪の場合は、本人の意思によるものか、それとも事件に巻き込まれるかです。
美咲ちゃんが自分の意思で失踪することは考えられないため、頭蓋骨が美咲ちゃんのものだとすれば犯人による猟奇殺人の犠牲になった可能性が最も高いと考えます。
話は変わりますが、1988年に埼玉県で4人の少女を誘拐して殺した、宮崎勤の事件がありました。
宮崎は被害者の家に肉片を送り付けています。
それは、家族を安心させるためだったと記憶しています。
酷い事件で、日本の闇が見え始めた頃の出来事でした。
その事件が引き金となり、それ以降無差別殺人や猟奇殺人が日本で増加したように思います。
道志村の事件に戻りますが、事件当日に不審な車は確認されていません。
しかし子供なら簡単に気絶させられるし、少し離れた場所の車に運ぶことも容易です。
その事件が発覚する前だったので、誰にも会わずに運べたと思います。
そして犯人は美咲ちゃんを殺害し、頭蓋骨を宮崎のように家族の元へ返したと考えられませんか?
本来なら美咲ちゃんが生きていて、無事に家族の元へ帰ってくる事を期待していますが、既に長い時が流れてしまいました。
頭蓋骨は誰のものか、何故その山中にあったのか、事件の究明が待たれます。