あと10日で参議院選挙があります。
人はそれぞれ考えが違いますが、今回の選挙ほど争点が多いのも珍しい事態です。
憲法改正、経済の成長戦略、財政の立て直し、減税、所得の再分配、物価高、少子高齢化、ウクライナ紛争、外交、コロナ対策、エネルギー政策、自然災害と思い付いただけでも12個もありました。
その中から自分なりに一つテーマを探して、その考えを持った政治家に投票するのは至難の業です。
以前大臣から提案のあった「ハンコ」や「レジ袋」が何と平和な時代だったことか。
菅前総理が務まったことも不思議ですが、岸田総理の「何もしない政策」では、本当に日本が沈没するように思います。
またトラさんの低迷など、人間は生きていると様々な悩みが何と多いことか。
ズラズラと書いたテーマの中で、国が解決できそうな問題は何一つとしてありません。
でも選挙は国民の声を政界に届ける唯一の手段なので、棄権はしません。
しかし、選挙は地方区と比例区に分かれているため、散々文句を並べた私の1票が行方不明になり、どこに行ったのかさえ追跡出来ません。
そんな選挙に何の意味があるのかと思います。
意味のない素人の魑魅魍魎を税金で喰わせるための選挙なら、本当に生活に困っている人に所得再分配するべきです。
政府が考え出したキャンペーンも、折角ですが生活に困っている人は旅行に行ったりしないので、天下の愚策だと思います。
文部大臣は、大好きなポイントをドヤ顔で話していたので、笑ってしまいました。
ただ裕福な人も貧しい人も日本人の全てが平等な「消費税減税」は、どうやら見送られたみたいです。
先日、政党別の討論会を見ていると、残念なことに野田聖子経済再生担当大臣が、
「消費税は使途目的が違うため、減税はしない」
と発言したことにガッカリしました。
総裁選では国民が納得することをズラズラと並べていましたが、掌を返したように悪の一員に成り下がったことを残念に思いました。
彼女も仮面を剥がせば魑魅魍魎だったのです。
この際、「魑魅魍魎から国民を救う党」を設立すれば、賛同してもらえる人も多いと思います。
ただ、一つだけ問題があり、有権者が「魑魅魍魎」と漢字で書けるかどうかです。
「魑魅党」では、魑魅魍魎を促進しているみたいだし、国民のために立派な考えを持っている人でも当選した瞬間に魑魅魍魎になるのですから。
結局「国民の皆さまのために」と言いながら、政治的なパフォーマンスしか出来ない自民党は金の亡者の集まりです。
そんな党に大切な1票を投じるのなら「妖怪人間ベム」や「ゲゲゲの鬼太郎」なら魑魅魍魎を退治してくれるかもしれません。
「ゲゲゲ党」はもっと不気味ですが。
さて、半年後の日本がどうなっているかさえ予測出来ない時代になりました。