誤嚥(ごえん)とは、食べ物が食道ではなく、気管に入って肺炎を起こす事を言います。
呼吸なのか食物なのかは喉が判断して自動的に切り替わるのですが、歳を取るとその機能が衰えるそうです。
そして普通なら息は鼻で、食べ物は口から食べるのですが、最も危険なのが日本人が大好きな「麺」だそうです。
ラーメンやうどんは、おそ松くんの小池さんのように「ズズズー」と啜ります。
それでは喉も、息を吸っているのにうどんが流れてくるのですから堪ったモンじゃありません。
しかも讃岐うどんは、ほとんど噛まずに飲み込むために最大のピンチを迎えます。
歳を取った私も、時々むせる事があります。
その時には牛のように反芻すれば良いのですが、人間は胃から食べたものを戻す技はできません。
以前、麺を啜らずに食べていると、知人から
「不味そうな食べ方だなあ」
と言われてショックでしたが、死ぬよりはマシなので仕方ありません。
宿のオーナーは、食事が格別早い職種だと思います。
お客さんに食事を提供する時間が、自分の食事と重なるからですが、10分くらいで終わる人もいます。
私は夕方に軽く食べて、お客さんの片付けが終わって夜食として軽食を食べるようにしています。
昔は朝食は食べなかったのですが、朝は8時頃、昼は麺類、そして夕方と夜食の1日4食です。
前に話した「空腹を感じたら食べる」ようにすると、体調が良くなったように思います。
以前は空腹でなくても時間がくれば無理にでも食べていたので、それでは胃に負担が掛かっていました。
でも空腹になると食事が美味しく感じるし、空腹感が気持ちいいのです。
また、食べる時はゆっくりと慌てずに、そして麺は啜らないように、誤嚥には気を付けています。
ところで先日のクイズの解答は、3時16分21秒でした。
何分後に重なるかをYとします。
長針は短針の12倍の速度で動きます。
また時計は12時間計が主なので、スタートの角度の差を倍にします。
12Y=Y +90×2
で計算出来ます。