今週、伊豆箱根鉄道駿豆本線で活躍していた元・西武701系の1100系が引退しました。一年ほど前からヘッドマークが取り付けられるのも異例なことでしたが、さらに半年前には旧・西武標準色、伊豆箱根でも塗られたラズベリーとベージュを纏って最後の活躍をしていました。
w氏に「行かないの?行かないの?」とさんざん、けしかけられられましたが結局行かず仕舞い

。
と、いうことで西武時代のさよなら運転のポジを発掘してみました。
97年2月、寒い朝だったかと思います。
701系は西武新宿発、同時に引退する401系は珍しく池袋線に入線し池袋発で共に西武球場前に向かう臨時列車になることは発表されていました。
仕事前に片づけることにすると送り込みと401系池袋線下り列車を撮るのが限界。送り込みを効率良く撮るなら、両線が交わる所沢という単純な発想で出かけました。

どちらかというと前パンで池袋線をゆく401系のほうに気が向いていましたので、701系の送り込み回送は光線のいいところにはいかず、正面だけでも陽の当たるところで待っていました。
回送列車ながら、律儀というかお遊びで西武新宿の表示をだしていました。
ところ変わって池袋線へ・・・といっても数百m移動しただけですが。

前パン、オールM車の堂々たる姿で401系がやってきました。
こちらも回送のはずが、急行サボに池袋の行き先を掲出していました。
池袋からの折り返しも池袋寄りで撮れば遅刻せずに済むのに頭が回らず、移動せずに所沢進入で。

こちらのマークは飾り帯を意識したような羽がついていました。
これだけですとニワカに撮っていたと思われてしまいますが、同じポジには通常営業の701系も写っていました。

上り西武新宿行き急行の下り方に連結された701系。

恐らく↑の折り返し下り急行。
下り方に連結されると順光で撮れるところも限られ、前4両だけでも入ればと霊園の近くまで来ましたが、建物の影やら障害物やら・・・
おまけで新101系も。

側面窓周りにはベージュを纏っていますが後ろの4両は黄色一色。
この頃になると701系と識別する必要も薄れ、塗装が簡略した101系が出場してきたように思われます。また、電制のない701系列と連結できる証でもある、電気連結器が黄色くなっていたのも特徴でした。