みやこ　すとりーと２

先月末にロードショウ公開になった｢旅の贈り物〜明日へ｣。
今週で封切館での上映が終了と聞き、観てきました。福井が舞台とあって北陸線の489系｢雷鳥｣や福鉄やえちぜん鉄道も出てきたりします。

ということで10月半ばの京阪撮影のあとは福井に向かいました。(今回は前置きが長いです)
大阪からなら｢サンダーバード｣が一般的なんでしょうけれど、交通費節約とできるだけ地元企業にお金が落ちるようにと京福の高速バスを選択。京阪沿線で撮影したあとですので大阪･梅田には出ずに京都･深草バスストップが近いのも便利かと思ったのでした。


京阪･藤森駅から10分足らずで名神高速沿いのバスストップ入り口へ辿り着きました。公園の中に入り口があるので前もって知っておかないと右往左往しそうなところです。
で、階段を上がると･･･

T氏らと伊豆に行くことになり、車の方が都合がよさそうということで初めてレール＆レンタカーを利用し伊東からレンタカーで移動しつつ撮影することに。

駅前で某トヨタ車に乗り込み、係りの人の説明も殆ど聞かぬまま出発(椅子とミラーだけあわせれば、車に関しての機能説明はなんとかなるでしょう。)
いざ、走り出してすぐ気づいたのはブレーキの遊びが全くないこと！ちょっとペダルを踏めばブレーキの利くこと利くこと事故防止でこのような設定なっているのかわかりませんが減速のたびに前のめりになるので、減速はギアを2段落としてエンジンブレーキをブンブン利かせて停止寸前にペダルを踏むということにしましたが、同乗者からは軽自動車なみのうるささだと(いや、最近の軽の方が静かかも)。もっとも伊豆の道はアップダウンも多く、ほとんどDモードで走行せず、結構飛ばした(当日の車の流れに乗った)ので返却前の給油量と走行距離を見るとリッター10km。カタログスペックの半分という走りっぷりでした。

さてさてじゃじゃ馬のような車をあやつり国道を南下。海の近くの駅付近までやってきました。


まずは黒いリゾート21･･･｢黒船電車｣。

地鉄電車が続いておりますが、もう少しだけ。
訪れたのは前回から4年後の1996年3月。


前年に西武5000系の車体が譲渡され、485系の足周りに運転台周りの機器を京急から調達したりして自社工場で仕立てた16010系が登場しました。

映画｢RAILWAYS｣の舞台、富山地鉄の看板列車でもあるレッドアローが昨日より観光列車｢アルプスエキスプレス｣としてリニューアルされ(公式ページ参照)運転を開始しました。
数ヶ月前に地元紙･北日本新聞が少しだけ情報を流しており、運用を外れていた中間車内装をとあるデザイナーにより大幅リニューアルし外装はそのままと報道されていましたが･･･。公式ページの画像を見て唖然としました。｢なんか、あちこちにレタリングが貼られてる！｣　九州の車両や富士急の○山電車より、控えめなレタリングではありますが、これまで大きな手を加えずにいたのに残念でしかありません。ただ、中間車内装をリニューアルして旅を楽しんでもらおうとか、話題になるきっかけになれば悪いことではないと思います。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

さて、前回に続いて約20年前の地鉄電車を。
不二越･上滝線で南富山へ戻ってきました。


南富山を出発する10020形。
サイドを見るといかにも日車が作りましたという窓配置。同年代に生まれた2扉クロスシート車である名鉄5500系や長電2000系でもお馴染みのデザインも来春、長電2000が引退後はこの10020形一編成と同形態の14720形だけになってしまいます。

12/3より全国ロードショウになった｢RAILWAYS〜愛を伝えられない大人たちへ｣。

やっと今週、観てきましてやっぱり地鉄電車はいいな〜と思いまして、約20年前のネガを起こしてみました。

訪れたのは1992年8月。
お盆休みでまだ、JRの臨時夜行列車が運転されていた時代で、予想に反しガラガラの12系急行列車で早朝に富山入り。
フリー乗車券を購入して朝一の急行･宇奈月温泉行き、元･京阪3000の10030系4連に揺られ宇奈月温泉に到着。


カラフルなヘッドマークや行き先板が吊された後ろには黒部峡谷の列車が見えます。