みやこ　すとりーと２

前回の能登〜しらさぎと乗り継いで着いたのは福井。

この年に名鉄600V線(美濃町線、揖斐線)全廃で廃車になり、福井に名鉄車が押し寄せてくるというので在来車の置き換え前に訪れておこうというわけです。

*画像はポジのスキャンとコンデジと混成しています。

まずは福井駅前から併用軌道区間を撮り歩き。

東関屋から乗った列車は途中から中之口川の堤防にへばりつくように進み、白根止まりの列車だったので次の燕行きまで時間があるので白根駅の周りを一回りしました。
なお、実際の白根(市)の街は中之口川の対岸で駅は味方村にありました。現在はどちらも新潟市に合併されています。


左は乗ってきた白根行き、中央は白山前行き。右側の留置線のクハ45形は平日、朝の増結に備えて留め置かれているようです。

前回に続いて車庫の様子をみてみましょうか。

こちらは電動貨車モワ51。


11mの小さい車体で路線開業時に旅客用車輌とともに製造されていますが、旅客用車輌は車体を載せ変えていますので、ほぼ製造当時のまま全線廃止まで姿を変えず活躍したことになります。貨物営業廃止後は除雪用としてキ116の動力車として活躍し、現在は月潟駅に保存されています。

白山前から併用軌道を2キロほど走って専用軌道になってすぐに東関屋到着。
木造の駅舎を出て、車庫の裏側は信濃川沿いに道があり、車庫の様子を見ることができました。



一番目立つところに元小田急の2220形が留置してありました。

前々回取り上げました和田岬線のネガのあとは新潟交通が写っていました。
11月の新潟出張で一日空きがあったので新潟交通電車線や弥彦線、越後線も乗り潰ししていました。

気がつけば全線廃止から10年。
今回取り上げる白山前から次の東関屋手前までは併用軌道になっており、この区間は全線廃止より前、1992年に廃止になっています。

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越後線白山駅を降りてちょっと進むと併用軌道にあたります。トボトボと白山前に向かって歩いていますと後ろからゴロゴロと電車がやってきて、とっさに撮った一枚。


あとにも先にも併用軌道区間の唯一の写真になりました。