今度は結膜炎。医者がいうには、今の流行の風邪は結膜炎を伴うことがあるのだそうだ。強力な目薬のおかげでこちらはすぐに収束。だるさと熱、関節痛も抜けたし、せきと鼻水以外はもう大丈夫だ。それにしてもせきが長い。医療関係の知人の話では、今年の風邪のタチの悪さは、異様だとのこと。
ジャパンC。、今年は、ここ2,3年に見られたメンツよりもかなり良いメンバーが揃ったが、以前別冊の宝島で書いたように、せん馬と牝馬の力は相変わらず大きい。バゴはこれで引退して日本で種牡馬入りという、往年の大看板のズッコケパターンでの来日だし。実際はどの馬も看板ほどは走れない気がする。実績だけをみれば素晴らしいが、これは以前からのジャパンCの恒例だしね。
「トップクラスは来るがトップホースはなかなか来ない」のは仕方ないだろう。別に牡馬のトップが来なきゃいかんということはない。ジャパンCは海外の関係者にとっても単なる選択肢の1つにすぎないのだ。あとダートは・・・ねえ。あってもなくても。
今年はディープインパクトがジャパンCを回避しても、叩くマスコミは皆無だった。これがもしディープインパクトじゃなければ、奴らはきっと叩いていたんだろうなあ。ジャパンCの最大の問題点は、JRAが3歳王者を出させるように誘導するスケジュールを作っていることだ。菊花賞が動いてから、春にクラシックを好走した馬が、夏暑い内から稽古を開始し、トライアル、菊、ジャパンC、有馬と連戦して次の年パンク、スター不在で盛り下がりという悪循環を毎年繰り返してきた。00年までのローテと比べて、明らかに故障が増えているのだ。
国際化だどうだこうだいって、本国の競馬が崩れては目も当てられない。ここ数年の中央競馬は、明らかにその弊にはまりつつある。
今年のディープインパクトが良い前例となってくれるといいのだが。
>ばくはつ五郎さん
ということで、本文が見解です。ジャパンC自体の質が変わったのは、馬場改修もあると思っています。あと、南半球、南米から来なくなったのも大きいですね。
国籍をもっと増やす努力はすべきでしょう。そういうレースに振るのもいいですね。
>Caniさん
ありがとうございます。スローになりそうですよね。確かダービーの10年平均よりも、前半が1秒速いのが以前のジャパンCの平均でした。
>ポテイトーズさん
そうですか。当方はチャンネル数が違うので、分かりませんでした。グリーンチャンネルは810ですし、日本映画は243です。
>yosouyaさん
丁寧な書き込み、ありがとうございます。競馬への真摯なお気持ちが窺えて、とてもうれしいです。競馬サークルには、そういう閉鎖的な輩がまだ見られます。自らを特権階級と勘違いしている奴もいます。(もちろん、分かっている人もいます。)そういう奴らの偏見と戦うのもマスコミの仕事のはずなのです。
「外野の人間のいうことなんか」ですべて済ませる厩舎関係者。マスコミはマスコミで、卑近な仲間づくりに汲々とし、仲間意識と既得権益の中で動き、身内の批判は絶対にしない。ちょっと批判めいたことを書くと、抗議はもちろん、「何事も非難してばかりでは始まらない」などと収まりかえったことを抜かして識者ぶる人。現実やどぶ板的目線を否定して、常に数字を盲信したり、大所高所から見下ろしたものの言い方をしたりするのが偉いとでもいわんばかりの態度etc.
純粋に競馬を愛する人が嫌な思いをすることの多い世界ですが、純粋に競馬を愛する人がいないとダメになってしまう世界でもあります。

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