札幌滞在中は連日、抜けるような青空(金曜の夜は大雨が降ったが)。これで4年連続となるが、毎年1週ずつ遅れて訪れているのにもかかわらず、今年が一番暑かった。今年の夏の北海道は暑いと聞いてはいたが、この時期にコレなら、8月は推して知るべしだったと思う。タクシーの運転手さんもそんな話をしていた。
競馬場でのイベントも例年通り、マニアック?な方々の大いなる支持を頂いて賑やかに終了。翌日は12時くらいまでウインズ札幌のエクセルフロアで観戦し、午後の分をまとめ買いして帰路に就いた。
それにしても、場内では多くの方に声をかけて頂き、恐縮至極。北海道はグリーンチャンネル視聴者が本当に多い。また予想TVを見ていただいている方からは「たくみさんのこと嫌いなんですか」「亀谷さんにだけは負けないで」など、答えようの無い(笑)励ましを頂戴した。驚いたのは、「このブログを見ています」という声も、何名かあったこと。これが一番の恐縮である。ただの書き散らしなのだから、そんな大層に読んで頂くようなもんじゃございません・・・。
またウインズ札幌の前を歩いていたら、優駿タクシーという個人タクシーの運転手さんから、突然声を掛けられた。競馬が好きで、JRAの承諾の元に名前をつけたとのこと。
さてそのウインズ札幌だが、改善の余地 大有りだと思う(A館しか行っていない)。まず、1階から3階には、食べ物を売っている場所がないのだ!エクセルフロアは何でもありなのに、せめてスナックとかサンドイッチくらいは売るべきだろう。
あと、2階にある500円単位の発売所も解せない。ガラガラ、ほぼ誰もいない状態。これなら廃止して、全フロア100円単位とすべきだろう。残す意味も、券売機も無駄である。
トイレの表示も、普通は天井から案内板などが下がっているものだが、何もないので、係員をつかまえて聞かないと分からない。そのトイレの入り口には段差がある。これも意味がない。
そのくせ、案内所の数だけは多く、さらに1箇所に2名も担当者がいる始末。暇そうにボーッと座っているだけだ。
こういう無駄や不行き届きは、おそらく他の施設にも多々あるのだろう。馬券を売ればそれで良いというものではない。
さて、日曜の午後の競馬は、帰宅後にまとめて流し見した。オールカマー、コスモバルクはとにかく権利が取れてよかったが、99%勝っている競馬。菊花賞の時もそうだったが、また五十嵐は勝負がつく前に追うのを止めた。インの捌きも下手だし、岡田総帥が一時期降ろした気持ちがやっと分かった。冷静さや緻密さに欠ける、気合だけの騎乗にしか見えない。ファイタータイプと言えば聞こえは良いが・・・・。天皇賞では一世一代の騎乗を望む。
神戸新聞杯。まるでアグネスデジタルの勝った天皇賞を彷彿とさせる競馬でドリームパスポートが勝ったが、あの切れは本番での距離不安をさらに裏付けたとみる。メイショウサムソンも距離はそれほど安心できないと思うのだが、面白そうな上がり馬が皆無で、今のところはこれで軸は仕方ないだろう。皐月賞やダービーを見れば、能力は世代の中で頭2つ抜けているのは子供でも分かるくらい明白。昨日の競馬も負けてなお強しだったし、休み明けは走らないオペラハウス産駒にしては良い方だったと思う。
石橋騎手が3箇所で制裁金を受けていたが、リシャールもだいぶ危ない動きをしていた。またメイショウ自体も休み明けでかなり反応が鈍く、石橋が慌てた面もあるだろうが、もうちょっと悠然と乗って欲しいとは思った。
とりあえず、アドマイヤメインとドリームパスポートは菊では要らないという感触は得たのだが、サムソンに替わる本命は本当にいないのか(トーホウアラン、どうしているのか)、ジックリ他のレースも見直そうと思う。
競馬予想TVは、秋華賞、菊花賞と連闘することがとりあえず決まった。毎日王冠週も出たかったのだが、土曜は終日私用で塞がってしまって残念。
また、その翌日、つまり毎日王冠当日は、グリーンチャンネルの中継解説に復帰する。年内は、これを入れて計3回担当することが決まっており、次は朝日杯、そして有馬となる。

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