大西騎手引退。見かけは若いが、年齢を考えると仕方ないか。職人タイプで、自ら認める営業下手だったということで、乗り数には恵まれなかったが、技術的には素晴らしいものがあったと思う。後進の指導にあたるとのこと。
週刊大衆の電話取材あり。有馬記念で、ディープインパクトを負かすとすればどの馬かというテーマ。ただ枠や馬場が分からない段階でのコメントなので、予想TVでは変更するかもしれない。当該週に発売となるはずだ。
ばんえい競馬にソフトバンクが援助を名乗り出て、存続への視界が開けたそうだ。しかし、こういう職種の人たちは、冷たく突然打ち切ることがあるので、とりあえず急場が凌げたくらいに思っておいた方がいい。撤退された場合の策を今から講じておく必要があるのはいうまでもないだろう。
中央競馬も対岸の火事とは言っていられない。競馬がなくなることが無いように、今からJRAだけでなく、マスコミに関わる人々が考えておくべきである。競馬がなくなるような事態だけは絶対に許してはならない。
で、ばんえいとは違って無くなってしまうのがベイFMのミュージックターフ。突然電話が掛かってきて、年内終了を言い渡された。普通業界は1ヶ月前というのが最短の通達なのだが、それを切ってというのは珍しい。10月には恒例の有馬記念特番のスケジュールまで押さえられていたのに、急に先月白紙になってオカシイとは思っていたのだが、そういうことだった。競馬は1月が年度替わりで、予算も同じ組み方であるので、年内に突然終わることになったのである。
後番組はどうなるか知らないが、同じチームが出している企画書でも私は構想外となっており、これで完全にベイとの縁は切れた。5分枠の時代から携わってきて、1時間に拡大して5年、まあいい区切りだろう。しかし番組主催の競馬教室で初心者のファンと触れ合う機会がなくなることがなんとも惜しい。いろいろ気付かされることが多かっただけに・・・。
もともとラジオが好きでラジオ番組制作者となってて10年、その後現場から離れても、唯一ラジオとの関わりを持てていたのがこの番組だっただけに、完全にラジオと切れたことに一抹の寂しさもおぼえている。

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