13時半から15時半まで、中止に備えて結果分析の企画会議。なんとか見通しをつけたが、作業の大変さを思えば、スタッフとしては、ここで決めた内容が無駄に終わることを願うという不思議な会議。
中継班は一度出した企画が突然NGになったりして、9時間を埋めるのが大変なようだ。
後半から頭痛が酷くなり、記者会見はパスして帰宅。おまけに落雷で電車が止まって15分くらい中央線にカンヅメ。冷房も一時切れて暑さでヘロヘロ。やっと到着してほどなく、会議が無駄になったという知らせ。つまり開催決定である。中継班もひとまず胸を撫で下ろしている事だろう。
ただし、今週は出来ても、来週できる保証はないし、また木曜以降の感染馬についてはどう対処するのか、(会見で話に出ているとは思うが)ということもある。進むも退くも、問題が残る局面で、強行となったわけだが、無事に終わる事を願うのみ。
さらに、世話になっている方々に迷惑をかける恐れがあるので詳しくは書かないが、今回の騒動で、競馬番組というものについてJRAがどういうスタンスであるのかということを窺い知れた事例も、いくつか耳にした。開催決定で結局表面化しなくなるが、しかしその底にあるものがチラリと見えた・・・(袖の下の鎧とまでは言わないけれど)のも残念である。奥歯に物が挟まったような言い方で申し訳ないのですが。
ともあれ、公正競馬はこれで「建て前」になってしまったと言われても仕方ないわな。
甲子園の決勝は凄い試合だったようだ。スポーツニュースでダイジェストで見ただけでも分かる。広陵の投手は、あのストライクと信じた球をボールとされて押し出した、あの一球を引きずってしまったのだろう。満塁ホームランとなる球が空中に舞い上がっていた間、両校にとって、あれがまさに時間が止まった瞬間だったと思う。

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