東京開催が中止になってしまい、日曜ははからずも自宅で京都、小倉を観戦しながらのPAT購入となる。思わぬ時間ができたのは嬉しいのだが、ただ火曜以降のスケジュールを思うと暗澹たる気分。結果分析が1日後ろへズレルので、通常週より1日分損をすることになるからだ。
日曜の日中に自宅にいるのは、何となく落ち着かない。ここの文章で肩馴らしをしようとするが、まとまったことを書く気にはなれないので、バラバラと書き散らしてみる。そんな程度の動機にふさわしい材料として、ここ1ヶ月くらいのテレビなどから思ったことを。
★ 刑事もののドラマを、見るともなく流しておいた時のワンシーン。犯人が犯行直後に慌てて車で逃げる場面、運転席に駆け込んで、なんとキッチリシートベルトを締めてから逃走開始。これには笑った。あんた今しがた、どんな極悪非道なことをしてきたと思ってるんだ。クレームを恐れているのかもしれないけど、これでは緊張感が台無し。
こんなことでクレームがついてるとしたらなんか世知辛いですよねえ・・・。ドラマの中のことだという割り切りができないバカがそんなにも増えてしまっているのだろうか。あるいは局の腰が引けた自主規制?車のスポンサーへの「配慮」?
★ どこの局でも定期的にやっている大家族もの。そんなに需要があるとは信じられない。いったい何が楽しくて見ているのだろうか。なんの意味もない番組。
★ 近年の傾向として、制作費節約と宣伝効果を意図してか、とにかく番宣番組が増えている。特に正月の昼間に、その日の夜放送の特番の宣伝のために、前年の同企画番組を2時間も3時間も流しているケースをいくつも目にした。宣伝も大事だけど、こういうのは放送文化の貧しさの象徴だ。宣伝もいい塩梅にしておかないと浅ましいばかり。
★ 朝青竜もあんな見かけの女に品格がどうしたとか言われたくはないだろうな。内○氏については面白い話があるけど自粛。しかし朝青竜、勝たせてやりたい気もあったが、細木とつながっているのは最低。その細木、本当に年貢の納め時なのか?江原もインチキ野郎なのが露呈しているし、嘘はいつか必ずバレるということでしょう。第一こんなバカどもを使う方も悪い。そして見る方はもっと悪い。
★ あまりの同種企画の多さに、鼻白んできた雑学ブーム。とはいえ、悪いことではないとは思う。問題はこれも送り手側の方。特にマズいのは、歴史に関する雑学もので、時にインパクトだけを欲して過剰な演出をしている場合。学問上は「トンデモ言説」の部類に属する出典であっても、「こういう記録、記述がある」としてあたかも裏の事実のように扱っていたりするのだ。まあ、東京スポーツの記事を後世の人が「新聞記事だから真実だ!」と信じて発掘、喧伝してしまうようなもの。まず正史をキチンと押さえることの重要さを踏まえてから歴史を扱わないとマズイんじゃないの?
★ 倖田来未の問題発言は、本人のアホさ加減はいうまでもなく、録音番組なのにこれを編集せずに通してしまった局の鈍感さも追求されて然るべきだろう。それにしても最近のラジオは編集しない。していても粗すぎ。録音イコール録って出しと思っているんじゃないか。単に面倒くさがってるとしか思えない。
★ ハンドボールが降って湧いたブーム。しかし東国原知事のコメントをまるで見ない。ハンドボールの元国体選手なのに・・・。忘れられているのか?
★ 東京フレンドパークのクイズで、香里奈にビックリ。競馬ファン(というよりディープインパクトファンかも)として出題された問題、「ディープインパクトがラストランの有馬記念で、直線抜き去った馬の名前を4頭答えよ」だったと思うが、スラスラと全くつかえずに答えてみせた。逸材発見?でも事務所的には競馬仕事は受けないだろう。
★ たまたま仕事しながらつけていたテレビで目にした『明日の喜多善男』。第1回、ワンシーン見ただけで吸引力を感じ、とうとう最後まで見てしまった。これはただ者じゃないストーリー展開・・・と思ってスタッフロールを見たら、「脚本・飯田譲治」。なるほどね。こりゃハズレなし。「ギフト」「紗粧妙子最後の事件」と傑作をものしながら、模倣犯罪が出現したために表舞台から遠ざけられてスクリーンに活路を求め、「らせん」「アナザヘヴン」と手掛けてきたサイコの天才が復活してくれた。完全に作家主義の私としては、大当たりのドラマだ。脚本こそドラマ、映画の命と再確認。
追伸、予想TVの根岸Sは、出走取消が3頭以内なら有効でそのまま購入し、
4頭以上だと予想自体が無効でノーカウントとするそうです。
だからおそらくそのままとなるでしょう。

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