遅くなりすぎると意味のない競馬関係の記録を優先的に。
19日のラジオ日本解説に備え、前日18日に新潟入り。行きの新幹線のホームがあまりに暑く、乗車時刻まで冷房の入った休憩所に逃げ込むことにした。電車内は冷房が効きすぎているのだが、このエリアは程よい調整。ホッとして汗を拭っていると、背後から2人組の30前後の男性2人組(お顔が似ていたので兄弟かも)に呼び止められた。
予想TVの熱心な視聴者の方とのことで、せまい休憩所の中で大喜びされるやら、記念撮影されるやら。弛緩しきっていたので、この意表を衝かれた展開に対応ができない(笑)。周囲にいた人たちには、いったい何者?とじろじろ見られるし、「誰?」『知らない』という小声まで聞こえてくる。暑さ凌ぎどころか、冷や汗と恥かしさで一気に暑くなってしまった。
このお2人としばし競馬の話。夏競馬は基本的にお休みするとのこと。どこかで息を入れないと1年保たないと言っていたが、これは正直なところだろう。そして、なんとかなりませんかねえと言われたのが「3連単の10円単位、50円単位」の発売。切実に懇願するような口ぶりだった。確かに、競馬場で仲間同士お金を出し合って3連単を買っている光景も珍しくないし(ン?これがクラブ競馬の狙い?)、法律上の面倒な規定はあるけれど、全レース拡大と共になんとかならないものだろうか。
こちらの乗る新幹線の方が先に到着したのでホームで別れ、2時間ちょっとで新潟着。拍子抜けするほど涼しくて驚いた。夜はコンビ二に出ただけで、ずっとホテルに篭って配信原稿。
明けて土曜は、やはり夏の北陸らしい猛暑となった。タクシーに25分くらい揺られ、新潟競馬場へ。新潟のタクシーは初乗り300円が登場していた。
3連単解禁のためか、久々の本場開催のためか、1Rからかなりの人出。とはいえ、直線競馬開始の時はこの比ではなかったらしい。先週配信された、スーパーセレクションの清水成駿さんのメルマガ「競馬春秋」では、当時の新潟競馬場の状況がつぶさに書かれていた。転載はしないが、はや昔日の思いがする。
解説は今開催は午後のパート1なので、午後1時からの出演で7R、8R、9Rが担当。7Rは無印2頭に来られてお話にならず。8Rは人気のマルブツラッキーを嫌って、マルブツフラッシュ連軸、3連単軸という予想が成功・・・したかと思えた。
マルブツフラッシュは2番手から粘り込み、ゴール前はなんとかナイスラッキーを押さえた態勢。スローで見ても大丈夫という感じ。バロンとの馬連、3連単的中。ラジオスタッフも、まあフラッシュが先着でしょうという感じで、速報オッズもフラッシュ2着で取ってくれたのだが、上がった着順はナイスが2着でフラッシュは3着。3連単のみになってしまった。もちろん解説は写真判定なのでどちらが2着とも言っていないのだが、これにはガッカリ。
9Rは本命コスモイライザが頑張ってくれて無難に馬連的中。まずまずの結果に終わった。またコーナー予想では取り上げた最終でケイアイハイタイドが3着、これは力を出し切っており、納得の3着。馬券的にもソコソコ好調に滑り出した。
解説終了後は馬券を買って即刻競馬場を後にし、新潟駅で遅い昼飯を済ませて4時台の新幹線で帰京。ノンストップで原稿を仕上げる。
翌日は東京競馬場で終日ブライベート競馬。しかしまあこの日は酷いもので、全く当たらない。しかも眠気もままならず、7Rから9R前まではベンチで眠ってしまった。
結局薄暮の時間帯になってからやっとエンジンが掛かるも、この日は今年一番の負け。
それにしても、ハンデキャッパーのお手並みは本当に素晴らしい。火打山のモルトグランデが58.5キロで勝てるとは思わなかった。ラジオ日経賞のノットアローンといい、実に難しいところを衝いてくる。お見事のひとことだ。
さて最後にお知らせを。今週末から新しい携帯サイトに参加させてもらうことになった。『天才!競馬マガジン』というサイトで、
http://euma.jpで見られる(無料)。
25日から公開で、3連単の穴馬推奨コラムや、1日3、4鞍を選び、資金を増やすことに徹した馬券立ち回り案を考えるというのがメインコーナー。予想もさることながら、買い方にも重心を置くという好企画に賛同して、参加を決めた。共にレース当日の午前11時までには公開されるので、よろしければご高覧を。

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