日曜は10時半頃に競馬場到着。午前中はソコソコ好調だった。しかしヨシトミショックに加え、前回書き忘れたが、土曜の午前のレースで、最強の法則のPOGで持っているエオリアンハーブを、初戦の酷さから全く無視し万馬券を取り逃がしたこともあって気持ちが乗らない。そのうちミスをしてズルズル負けだした。
京都では5Rで武豊が落馬骨折。危ない落ち方だったのでどうなるかと思ったが、腕の尺骨の骨折程度で済んだそうだ。私は中学生の時に尺骨と並んでいるトウ骨(トウは木へんに尭)を折ったことがある。1ヶ月くらいギプスをしていた。本人のブログでは有馬記念に乗りたいとあったという報道があったが、見栄晴情報によれば朝日杯のブレイクランアウトに乗ることを意識して治していくとのこと。騎手はなぜか普通の人よりも骨折の治癒が速いので、本当に朝日杯から戻ってくるかもしれない。
それにしても武豊ほどの絶頂にいる人でも、運不運の触手から逃れる事はできないのかと、改めてその綾を噛み締める次第。特に武豊の場合は、ごくごくたまにしか不運には見舞われていないように見えるのだが、見舞われた時はデカイのが襲ってきているように思う。
私の馬券には、不運の神が長逗留しているだけなのか。きっとそうだろう。そうだと思いたい。運の問題で片付けたい。
マイルCSは、馬券は外れてしまったが、ローレルゲレイロもいったんは先頭に立ったし、良いレースではあった。ブルーメンブラットにあの時計で走られてはお手上げ。それにしてもスプリンターズS、天皇賞にマイルCSと全部牝馬、それも違う馬による勝利ですか。秋の古馬牡馬混合GTをこれほど牝馬が勝った年はあるのだろうか。
歯科医のW先生のみ大勝し、他の面々は私を筆頭に惨敗。市内で飯のあと7時ころに帰宅して、翌日の原稿配信。3日間開催は本当にシンドい。
この日は私用が日中入っており、朝にPATでまとめ買い。2時過ぎに帰宅してからはテレビ観戦しつつ買う。しかしこの日がまた悶絶競馬。福島8Rのクールドリオンは2着目前の3着で複勝しか獲れず、10Rは自信のセブンシークイーンが押し切り寸前で4着まで落ちてしまった。福島記念は今年14戦目なのを嫌ってマンハッタンスカイを100円も買っておらずどうしようもない。
輪をかけて辛かったのは京都7Rだ。ウォータクティクスとテイエムザエックスが大本線、馬連30倍を2000円持っていたが、これがグッドフロマージュに競り負けてパア。こんなのばっかりで、完全にノックアウトされた。先週は負けに負けた。
それにしてもルメール。土曜の東京9Rでの騎乗は芸術的、また月曜のもちのき賞ではアドマイヤコブラに楽をさせず果敢に絡んでいく敢闘精神。前回の来日時はいささか精彩を欠いていたが、今回は以前のようなハツラツさが戻ってきている。
夜は最強の法則の原稿。来年度の規定について。
火曜は結果分析の原稿。
競馬ブック誌に、先日のアジア競馬会議の模様がレポートされていた。その席上で、JRA経営委員会委員長の奥田碩氏、もちろんトヨタの会長なのだが、彼の演説について書かれていた。競馬のケの字も出さずに地球温暖化について延々演説していたとか。先日マスコミを恫喝して(トヨタのスポンサー力を恐れる腰抜けマスコミはほとんど報道せず)本性が見えた氏でもあるが、それはともかくとして、競馬を全く知らない人間を、社会的地位の高さ(人品はそれほどでもなさそうだが)だけでこうした重要な部署の委員長に据えてしまうJRAのダメさ加減にも、ホトホト呆れたもんである。
なお、ジャパンC当日はグリーンチャンネルで中継の解説を午後から務めます。

4