★先週の競馬をいろいろチェックしていたら、なんと11頭が故障や心房細動で競走
中止していた。レース後に故障が判明したアドマイヤモナークも含めれば、少なくとも12頭が異常を発生したことになる。
木曜に更新された清水成駿さんの「スーパーセレクション」の連載コラムにも書いたが、芝刈りは確かに芝を伸ばすために必要とはいえ、もう少し芝を深く設定して、硬くてかつ掘れた馬場をカバーした方がいいように思える。中山は先週は2回芝刈りをしているので、そんなことを考えた。もちろん素人考えなのではあるが・・・・。
さらに週明けの競馬関係の話題から目にとまったものが2つ。1つはアースリヴィングとブラックエンブレムのドバイでの計画の発表。この時期に適鞍がこちらにないのだから、条件さえ整えば、こういう遠征は歓迎である。第一、絶対能力よりも適性で、思わぬ成功を収める可能性だってある。(もちろん絶対能力がいらないというわけではない)
ユビキタスがノド鳴りの手術をすることになったという。
個人的にはここ何戦かの凡走での被害は受けていないのだが、手術に踏み切ったくらいだから昨日今日わかったことではないだろう。となれば、それを分かったまま走らせていたのならファンに対して失礼だと思う。と同時に、いったい記者たちは何をしているのかとも思う。
★ 火曜から木曜は競馬ラボとマガジンのコラム、清水さんのところのコラム、それか
らとある仕事の準備、共同通信への原稿配信。最強の連載の締切もあった。天気が悪いので外へ出る用事は先に延ばした。
★ テレビを見ればどこを回しても高城剛が出ている。
いまやもう手の届かないスケールの人になってしまったが、私がラジオで仕事をしていた10数年前は、電話一本で気さくに呼べたものだ。当時はニューメディアなんていう言葉がもてはやされていた頃で、「ニューメディアのことなら高城さんに訊け」とばかりに、さんざん安いギャラで使っていた(笑)。リュックサック姿に自転車で局に現れて、とにかくいつもハイテンションだった。
私の1つ下だが、この世代が社会に出た頃は景気が上り調子で、好きなことに打ちこんでも、それがソコソコ金に換えられた時代だった。だからシブトく同じことをやり続けている人が結構いる。先日テレビをつけっ放しにしていたら、ゴーバンズが1日限りの再結成をしていたのを目にしたが、彼女たちは私と同い年である。森若はいまもまだ音楽活動継続中だし、ドラマーの斎藤光子も続けているらしい。
ゴーバンズには結構思い出がある。まだインディーズの頃、当時台頭しつつあったギャルバンのイベント(確かナーヴカッツェ、ジャコウ猫、ゴーバンズ、プリッシータン・・・と書いても知ってる人がどれだけいるか)で、ドキュメント特番を作ったことがある。収録機材を持ち込んでインクスティックでのイベントを録音したり、取材していたりしたのだが、当日、ゴーバンズのギタリストが突然失踪してしまい、ヴォーカルの森若が突如ギターを弾く羽目になり、涙目で楽屋で練習していたシーンが思い出された。かなりテンパっていたので、さすがにテープを回すことは憚られて止めてしまったが、今思えば甘かった・・・・。あれが21年前。
その後、92年頃だったか、大槻ケンヂをメインに立てて、真心ブラザースの倉持くんと、当時フェアチャイルドのYOUと(今やカンヌ女優だもんな)、森若とで、クリスマス特番を作ったことがある。ただしゃべらせても構成が単調になるので、つてを頼って赤坂の開店前の時間の料理屋を借り切って、厨房で料理をしてもらって、パーティーをするくだりまで収録した。これはエフエム大阪の特番だった。営業がハインツをスポンサーにつけてくれて、ソコソコ贅沢にできたし、評判もよく、確か何かの賞をもらったはず。
昔話、誠に失礼しました。
★ 民主党は喧嘩が本当にヘタだ。石井一議員の漢字クイズのアホさ加減は、今の時期
にあって大きなイメージダウンだ。さらに自民も消費税引き上げ時期の調整会議で、反対派に対し「黙って麻生太郎についてきてはくれないか」などとジジイ議員が浪花節調で大げさに訴えていた(ドアの外に漏れてくる音声を拾っていたので誰だか分らん)
結局政党がどこであれ、石井とか、森とかの世代が消えてくれないと、どうにもならん。

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