それにしてもこの1カ月はいったいどうなっているのかというほど訃報、それも大きな訃報が多い。アグネスタキオンは残念だったしマイケルには驚いた。心が壊れてからの在り方も人前に曝け出し続けたあたりが真のスーパースターだった。
話は日曜に戻る。8時前に起床。目覚めてみたら予報にない大雨。福島もだいぶ降ったらしい。競馬マガジンにコメント配信。慌ただしく東京競馬場へ。ガラガラ。
朝のうちに小さいのが1つ当たっただけで、まあ当たらないこと。悔しかったのは両メイン。福島テレビオープンは、予想TVでの「1にダンチヒ、2にグレイソヴリン系」という傾向を説明した時の、「でも今年のダンチヒ系はトーホウレーサーしかいないんでこれは無視してグレイソヴリン系で」なんて間抜けなコメントを嘲笑うかのような結末に。1年半も空いて、プール調整でやっと間に合わせた状況の馬には手が出なかったが、これだけ雨が降ると分かっていれば・・・・の思いもある。万事休す。
マーメイドは、ベッラレイアがわずかに3着に届かず、これまた煮え湯を呑む。スローなので先行していったのは仕方ないと思うが、この相手に3着を外すとは。もうあとはソフトランディングしていくしかないのかもしれない。ニシノブルームーンとの2頭軸マルチでコスモプラチナも入っていただけに・・・それでも850倍あったのだから悔しい。
このハズレ方ではもうダメと観念していたが、札幌の11,12R、阪神の11,12Rと奇跡的に的中し、一気に盛り返すことができた。人気薄で本命にしたワールドワンやディアアゲインが頑張ってくれたおかげ。このまま外れていたら、市丸さんのライヴへの足取りがかなり重たいものになったはずだから、本当に救われた。
ということで札幌12R終了後はその市丸さんの生誕50周年記念ライヴのために新宿ロフトプラスワンへ。途中新宿駅で、ファンとおっしゃる方に声をかけて頂いて、立ち話ながらしばし話し込む。ウオッカ回避の知らせを聞く。
会場入り前につけ麺で腹ごしらえ。去年も書いたが、酢のもの好きの私としては本当は冷やし中華が食べたかったのだが、やはり今年もほとんど見かけないのでやむなくつけ麺で妥協。
出演者として、また観客として、計10回は訪れているロフトプラスワン。相変わらず狭くて暗いのが良い。楽屋のモニターから市丸さんの奮闘ぶりを見る。実にパワフルな50歳。後から思えばマイケルとほぼ同い年?
そしてこの日はゲストで福島から駆け付けた松岡騎手、黛騎手、勝浦騎手、西塚調教助手らのバンドも参加。我々予想TVサイドと騎手バンドは楽屋が別だったが、黛騎手はなぜか結構こちらの部屋に足を運んでいた。ジャニーズでも十分通用する美青年。思えば父である黛幸弘氏が見習騎手の頃、トウショウボーイの5歳(今なら4歳)秋初戦となる平場オープンに騎乗、中山マイルで日本レコードを出したレースを見ていた。本当にスタートからゴールまで掴まっているだけの騎乗を見たのは、あれが初めてだったが、それで日本レコードがアッサリ出てしまったのだから仰天したのを覚えている。翌日の新聞には、黛騎手の「僕は何にもしてません。ただ乗っていただけ」というコメントは、まさにそのまんまだった。
第一部が市丸さんのライヴ、そして私は中落ちのミニ競馬予想TV・宝塚記念バージョンのために呼ばれた(亀谷、たくみ、小林、見栄晴の各氏と私)。見栄晴氏とたくみ氏、プロと元プロの芸人はさすがに舞台では力が違う。電波がかんでないと結構みんな際どい発言連発。途中でマイネルキッツ騎乗予定の松岡騎手も乱入して、盛り上げてくれた。
2部が予想TVの前アシスタント、玉城ちはる嬢のライヴ、そして我々は第3部の騎手バンドを前にして、22時前に退散。予想TVゲストチームは飯に向かったが、2日間の睡眠が足らない私は失礼させてもらった。帰宅後はあっという間に眠りに落ちた。

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