今、阪神が巨人相手に鳥谷のヒットでサヨナラ勝ちを収めたシーンを見たのだが、なぜ巨人はワンアウトから檜山3塁打のあと、マートン敬遠はいいとしても、平野まで敬遠して満塁策→鳥谷勝負に出たのだろう。全くもって意味が分からない。(マートンが2塁に進む前から歩かせにかかっていた)
試合後に原監督が最善策だったと言っていたが、平野と鳥谷を天秤にかけて、どこが最善なのか・・。勝負する打者の選択も間違っているし、また無死ならともかく一死からのあの満塁策はあり得ない。原の采配がオカシイ隙に(もともと采配で勝ってきた監督ではないが)阪神としては追いついておきたい。3タテでも喰らわせたら、少しは今後の可能性が出てくるのだが。
さて翌25日の競馬。
京都の障害戦では目を覆いたくなる落馬シーン。熊沢と中村がかなりの大ケガ。共に当分復帰は厳しいだろう。前にも書いたけれど今年は本当に騎手のケガが多い。赤木の復帰も長引いている(心臓から出血があって、一時は危険な状態もあったとか)。
フローラSはレース前に放馬事故があった。四位は返し馬の最中にコースにロープを張られたのを見て馬が驚いたことが原因として、なぜあのタイミングで作業するのかと、レース後にかなり立腹していたそうだ。
それにしても、あれだけ走って心拍数異常なしというのも無理があると思うのだが・・・・前にも書いたように、公正競馬という観点からしたら、放馬は即除外とするのがファンにとってもスッキリすると思われる。故意に放馬をさせて除外を狙う不正が出るのでは?という声も出そうだが、そんなに疑心暗鬼になっていたらそもそも競馬自体が成立しなくなる。というより馬場状態、枠順と、現状のJRAはむしろこちらを疑心暗鬼にさせることが多いくらいだ。
本命としたマシュケナーダはよく伸びてきてくれたが、まだ力足らずだった。サンテミリオンは危なげない勝利。オークスでも期待ができる1頭だ。2着以下では厳しいのでは。
アンタレスSは、芝の古馬準オープン並みのハイペースとなって先行馬には辛くなり、トランセンドが飛んでしまった。だがペースがどうこうよりも、トランセンドという馬は気分良く走れるかどうかが全ての馬なのかもしれない。
馬券は福島最終の3連単をややまとめて取って、狙い目としていた東京12Rの3連単でとどめ。アイノレグルスは後方から厳しい位置取りだったが、最後は三浦に「3着でいいんだから持ってこい」と絶叫、それに応えて?何とか届いてくれた。まあ1頭軸マルチだから馬券的には威張れたものではない。市丸さんに怒られてしまう(1頭軸マルチ否定論者)。
いくつかの候補からあのレースを予想TVの狙い目に選べたのも、馬券が当たったのも、まさに運1つの綱渡り。
打ち上げでは、メンバーにプロレス雑誌を作っていた方がいたり、プロレスファンが多かったりすることもあって、プロレスと競馬の斜陽の仕方が似てきたという話。いかに早い内に手を打つかに尽きる。個人的には職員が特権意識を捨て、また自分たちが客商売をしているということを自覚するかどうかに尽きると見ている。
もう1つは、NHKマイルCの日のプレミアムが「タイキフォーチュンメモリアル」になった話。タイキの関係者には失礼な話だとは思うが、これはいくらなんでも・・・・。聞くところでは一部が面白がって組織的な投票を行ったためという噂。真偽は分からないが、だが野球のオールスターを見ても、一般投票にすべてを委ねてしまうと、愉快犯のいたずらに結果を左右されてしまうケースは絶えないだろう。
もちろんキングカメハメハあたりは、ダービーの方に回したという投票者も多くて、対象レースの中で票が割れたことも大きいのだが、そういう事態は事前に想定できるのだから、やはり基本線はJRA側で選出委員を選び、決定すべきだと思う。

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