29日金曜は新宿でウマニティのイベント。エイトの吉田さんとは初対面となった。本番途中で、埃を吸い込んだため咳が止まらなくなり。共演の皆さん、視聴された皆さんにはご迷惑をおかけしてしまった。改めてこの場でお詫びします。
土曜の日中はなんとか曇り空。前の日の雨が馬場に残って、グチャとした感じの芝。
びっくりしたのは、外目の芝を先週とは比べ物にならないほど刈りこんで短くし、内目の芝を長めに残していたことだ。そのためか、前の週よりは外も伸びていた。週末の雨予報から、内目が必要以上に荒れるのを防ぐための措置と思われる。ただ、前にも書いたが、馬場をあまりいじって均質に保とうとするよりも、内が荒れるに任せた方が、不利のない(均質にすると内にばかり馬が集まり、不利が多くなる)、見た目ダイナミックな昔ながらの競馬が楽しめる。とはいっても、今さら変えるつもりはないのだろうが。
この日は馬券はサッパリ。ラジオ解説は12Rのみ4点で馬連、3連単を的中させたが、購入はしていない。
お台場へ移動し予想TV。ナカヤマフェスタ本命が私を含めて3名いたのには驚いた。血統派が全員ナカヤマというのが面白いところ。
狙い目レースとして私が出したのは中京メインのアバレダイコ。23時半に帰宅。通常の予想配信原稿各種、そして競馬ラボのダービー特別企画・3連単100万馬券企画など。
翌日は現場で見るのはディープインパクトの年以来というダービーデー。ここ3年はグリーンチャンネルの解説だっただけに、解放された気分・・・なのだが、あいにく霧雨が降ったり、薄日が射したりというはっきりしない朝だった。この時点では、まあ晴れ間も覗くだろうと思っていた・・・・。
ところが、11時過ぎから、なんと雨が本降りとなり、午後は土砂降りになってしまった。天気予報では日中は保つことになっていたのに・・・こうなると、もう全く馬場は別物になってしまった。
昼休みの騎手紹介イベントは、ダービーの日にやるべきではない軽薄なもの。ジャパンCならいいのだが・・・・。廃止を望む。
ダービーゲートイン前のサブちゃんの君が代は良かった。しかしマイクがヴォーカルマイクではなかったと思われた(遠目なので確認していないことはおことわりしておく)のだが、もしそうだったら残念。
ダービーは、3着までが無印では馬場どうこう関係なく、悔しさすら湧かない。馬場が渋った割には速い流れになったことで、まさにラジオ日経杯の再現となり、同じ馬のワンツーになった。道悪とペースで上がりがかかり、速い上がりを使えないロジには最高のレースに。また追い込めないほど酷い馬場で前残りの決着と、展開というか位置取りが最も重要な要素となった。
それにしても、この短期間で馬を立て直したロジユニヴァース陣営には敬服する。賛辞を惜しまない。雪に祟られたダイナガリバーを除けば、皐月賞で2ケタの大敗を喫した馬がダービーを勝った例は記憶にない。
我が本命ナカヤマフェスタもよく頑張った。直線でアプレザンレーヴに並ぼうとした時にアプレザンがヨレたため、進路を立て直すロスがあって、あれがなければ3着は間違いなし、せめて複勝的中・・・となったはずなのだが、これも競馬。
良馬場、あるいは良に近い稍重だったら、どの馬が勝つかは別にして結果は変わっていたと思うが、こういう天運を含めてのダービーなのである。
この日も馬券は散々だったが、ダービーで私に悪魔の所業を為した雨が、目黒記念では天使となり幸運をもたらしてくれた。こんなに降れば、やはりミヤビランベリだ。最後に来て大逆転満塁サヨナラホームランの気分。打ったことないけど。
競馬場を後にして打ち上げ。KKベストセラーズH氏、S氏、フリー編集のN氏にライターのO女史、デザイナーH氏、Kヤマモト氏に樋野竜司氏、そして先週から来襲を予告していた風・小林氏も合流。小林氏は検量室裏にも足を運んだため、スーツ姿でキメていた。雨が激しくなったのでロジユニヴァースの単複大勝負に出て見事的中、こちらもご機嫌であった。ダービーについては、小林氏からもまさにラジオ日経の再現展開という見解が出た。
話題の多くは、ドラフトが迫ったPOG。今年は10勝したものの、負け組に入ってしまった。ランフォルセのリタイアが痛かった。3頭が故障してしまったのではどうにもならない。なお同じグループにはたくみさんもいるのだが、今日はセイウンワンダーとアプレザンレーヴの2頭出し、聞けばかなりイレ込んで迎えたダービーだったそうで、落胆の程はいかばかりか。でも勝ち組なんだから贅沢は言わせない(笑)。
ダービーの売上は前年比90%と聞いた。300億など絵にかいたモチ。

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