みなさまダービーはいかがでしたでしょうか?
競馬の世界に身を置くものの端くれとして、
ダービーが終わると虚脱感を禁じえません。
今年のように馬券も惨敗だとなおさら虚脱してしまうわけですが・・・・。
只今日曜夜10時過ぎ、残念会(中には祝勝会となった人もいましたが)から帰宅しました。
本当にプロとしては最も恥ずかしい、2倍台の支持を集めた1番人気(最終的には2番人気でしたが、予想の時点では1番人気でしたから)、つまり多数の人間が勝つと思っていた馬に本命を打って、強いと吹聴ししかも掲示板にも載らないという、一番やってはいけない結果になってしまいました。3番人気以下に本命を打って外れた方がまだましです。
しかも対抗がヒルノダムール。この馬が皐月賞で厳しい競馬をしたから今回は本命なんていうのも、誰でも言えること。それと同じことを言っている時点でダメ。
世評に心ならずもそのまま沿って、強い強いと浮かされていたことは本当にみっともない。
まずは冷静に、ペルーサの反動を懸念すべき、そして今年の異様な馬場が押し並べて前哨戦の時計を持ちあげていたことを危惧すべきだったのですが・・・・(一応危惧はしていたのですが)。
やはり青葉賞→ダービー連勝というのは、距離とローテ共に3歳春にとっては相当過酷ということで、おまけに当時の高速馬場を激走してしまうと、反動は相当大きいとみるべきでした。
(テンションが高く、出遅れたのもそれが理由でしょう。馬体は最高に立派に見えましたが、外見をキレイに見せただけの仕上がりだったということかも)
さらに、エイシンフラッシュも馬連2点の相手にしたまではいいとしても、皐月賞の着差と内容からもっとも不当に低い評価を受けているのがこの馬であることを、もっとアピールすべきでした。
おまけに、イベントにご来場だった方はご存じだと思いますが、
あれだけドイツドイツと連呼していたのに、当のドイツ血統の権化たるエイシンを本命にしていないというのは、お粗末以外の何物でもありません。(穴馬指名はイベントでしていたのですが)
ダービーを当てるということは、皆さんが思う以上にこの業界では意義のあることなので、そこでのこの失態は深く反省するしかありません。
私の予想を参考にして外してしまった方には、深くお詫びいたします。ごめんなさい。

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